トヨタ・ノア/ヴォクシー/ハイエース/ランドクルーザープラド/アルファード/ハリアー/ダイハツ・トールなどに累計60万台超えの大量リコール!走行中にエンストの恐れ

最悪の場合、走行中にエンストする恐れアリ

続いて、ダイハツ・トールやブーン、トヨタ・ルーミー/タンク、パッソ、スバル・ジャスティの6車種・計269,280台に大量リコール。

不具合内容としては、先程のトヨタの主力モデルの内容と同じく、燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがあるとのこと。

そのため、インペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがあるとしてリコールを届け出ています。


対象モデルをチェックしていこう!

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故は起きていないものの、既に356件もの不具合が報告されており、市場からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数]

[ダイハツ・トール]
・DBA-M900S/M900S-0025215~M900S-0052807/平成30年4月5日~令和元年5月10日/27,587台

・DBA-M910S/M910S-0004672~M910S-0010573/平成30年4月5日~令和元年5月10日/5,901台

[ダイハツ・ブーン]
・DBA-M700S, 5BA-M700S/M700S-0011408~M700S-0021044/ 平成30年4月5日~令和元年5月10日/9,623台

・DBA-M700S/M700S-1000053~M700S-1000055/平成30年4月11日~平成30年4月11日/3台

・DBA-M710S, 5BA-M710S/M710S-0002221~M710S-0004266/平成30年4月5日~令和元年5月10日/2,041台

[トヨタ・ルーミー/タンク]
・DBA-M900A/M900A-0176738~M900A-0323887/平成30年4月5日~令和元年5月10日143,775台

・DBA-M910A/M910A-0034965~M910A-0064360/平成30年4月5日~令和元年5月10日/28,959台

[トヨタ・パッソ]
・DBA-M700A, 5BA-M700A/M700A-0109668~M700A-0138337/平成30年4月5日~令和元年5月10日/26,821台

・DBA-M700A, 5BA-M700A/M700A-1000094~M700A-1015156/平成30年4月5日~令和元年5月10日/13,471台

・DBA-M710A, 5BA-M710A/M710A-0019149~M710A-0027485/平成30年4月5日~令和元年5月10日/8,049台

[スバル・ジャスティ]
・DBA-M900F/M900F-0004003~M900F-0006186/平成30年4月5日~令和元年5月10日/2,183台

・DBA-M910F/M910F-0001487~M910F-0002354/平成30年4月5日~令和元年5月10日/867台

改善措置としては、全車両、燃料ポンプを対策品と交換するリコール作業を実施するとのことです(ダイハツのリコール検索はコチラにて)。

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Reference:国土交通省①