ホンダ関係者が新型プレリュードコンセプトについて語る!「発売時期は2025年頃」「サーキットで走らせるような、スポーティで軽快な車にはならない」

(続き)ホンダ新型プレリュード・コンセプトの方向性は「サーキット」ではなく「グランドツーリング」?

続いて注目したいのが、ホンダ新型プレリュードの走りの方向性やキャラクター。

2022年9月に発売された新型シビックタイプR(New Civic Type R, FL5)の場合は、サーキット志向の走りを提供するノンハイブリッドモデルで、ホイール素材もサーキット向けで割れにくい鋳造タイプを装着しています(アルミや鍛造だとサーキットにて割れる恐れもある)。

一方でプレリュードコンセプトの場合は、ハイブリッドe:HEVモデルであることは以前から判明していて、しかし「サーキットに特化したハードコアなスポーツカーではない」とコメントしていて、加えて「サーキット向けでもなければ、スポーティで俊敏な車でもない」とのことから、走りの方向性としてはシビックe:HEV(New Civic Type e:HEV, FL4)よりも更にグランドツーリングを意識したモデルなのかもしれません。

シートレイアウトは一応2列4人乗りだが…

山上氏は、プレリュードの量産モデルについて「ホンダが今後発売する予定の、全ての電気自動車の前奏曲」になると説明していて、同氏は実用的な4人乗りレイアウトであることを認めたものの、大きく傾斜したルーフラインから判断すると、4人乗りというよりも2+2シーターレイアウトに近いものになりそう。

つまりは、後席はエマージェンシータイプで荷物置き用のシートとイメージした方が良さそうですが、あとはどのようなパワートレインを搭載し、どれぐらいの価格帯で設定してくるのかも注目したい所。


新型プレリュードコンセプトの価格帯を予想してみる

2023年11月10日時点で、ホンダがラインナップするシビックシリーズの価格帯を見ていくと以下の通りで、おそらくはシビックe:HEV(FL4)とシビックタイプR(FL5)の間になるものと予想。

そして、これまでのホンダの新車・新型車の発表の流れを見ていくと、グレードも実質1グレードのみになるのでは?と推測しています。

◇シビック(FL1)LX:3,240,600円

◇シビック(FL1)EX:3,590,400円

◇シビックe:HEV(FL4):3,980,900円

◇シビックタイプR(FL5):4,997,300円

以上の価格帯から考えると、プレリュードの市販版は430万円~450万円が最も妥当なところだと考えますが、2020年半ばともなれば、シビックシリーズも一部改良やマイナーチェンジで更に値上げしているでしょうから、それらを考慮すると450万円~470万円ほどになることも考えられるかもしれません。

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Reference:CarsGuide

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