日産の新型セレナe-POWER LUXION(C28)のプロパイロット2.0が使えなくなったときはどうなる?ちょっと不満・不便に思うポイントやMOPドラレコの便利機能など

(続き)日産の新型セレナ(C28)の満足・不満に思うポイント

引き続き、日産の新型セレナe-POWERルキシオン(C28)についてインプレッションしていきましょう。

まさかユーザーとゲストでエアコンの温度も個別に記憶されているとは…

続いて、個人的に新型セレナ(C28)で不便だと感じたのが、ユーザーとゲストでエアコンの温度さえも独立で設定されていること。

これは前回のブログでもお伝えした通り、エンジン始動時にユーザーで自動ログインした場合と、なぜか自動ログインできずにゲストでNissan CONNECTが起動された場合で、「ディスプレイ画面の明るさ(なぜか一番暗く設定されている)」や「ナビ履歴」がそれぞれ異なることをお伝えしましたが、もう一つ新たな違いとして「エアコンの温度(後席の温度含む)」までも独立で設定されているんですね。

これは便利というよりも結構不便と言いますか…

特に2023年11月に入ってからは外気温も低く、エアコン温度23度~25度に設定することが多いのですが、ユーザーで自動ログインしたときは「25度」だったのに対し、ゲストの場合は「22度」にて設定されていて、そのときに設定していた温度を記憶しているようです。

これもまた面倒と言いますか…そこまでスマホみたいに差別化する必要性があるのだろうか?という疑問もありますし、ナビ履歴も含めて(個人的には)統一してほしいというのが正直なところです。


新型セレナ(C28)のメーカーオプションドラレコの映像は情報量が多い

そして個人的に「新型セレナ(C28)やるなぁ…」と思ったのが、メーカーオプションもしくは標準装備にて搭載されているドライブレコーダー映像。

上の画像は、ドライブレコーダーの映像をPCに移したデータの一部になりますが、上の画像にある通り「日付」「リアルタイムでの走行速度」に加え、右上には謎のアイコンらしきものが並べられています。

アイコンの名称としては、左から「アクセルON/OFF」「ブレーキ」「左ウィンカー」「右ウィンカー」「ハイビームヘッドライト」「ロービームヘッドライト」「ステアリング操作」「ドライブ(D)レンジ」「ハザード」かと思われますが、そのときのリアルタイムの操作を可視化しています。

例えば上の画像の場合、一番左の「アクセル操作中」と右から2番目の「Dレンジ」となっているのがわかりますが、左ウィンカーを点滅させれば、左から3番目の「左ウィンカー」のアイコンも点滅するので、ドライブレコーダーを見返すときに、自分自身のそのときの操作(アクセルを踏んでいたのか、ブレーキを踏んでいたのか等)がしっかりと可視化されているのは便利。

ディーラーオプションのナビだと、こうした可視化されたアイコンは表示されていないことがほとんどですから、何かあった時のために可視化されているのは有難いかもしれません。

日産の新型セレナ(C28)関連記事