(2024年)マイナーチェンジ版・日産の新型ノート(E13)が発表されるも批判の嵐→初代をオマージュしたデザイン?ホンダ公式がHonda eを2024年1月で生産終了すると正式発表!

(続き)日産は初代をオマージュした新車・新型車を発表する傾向にある?

引き続き、日産の主力モデルについて見ていきましょう。

初代をオマージュしたモデルといえば、ビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ(New Fairlady Z, RZ34)で、フロントヘッドライトは初代S30/240Zをモチーフにしつつ、リヤテールランプはZ32/300ZXをモチーフにしていました。

おそらく、こういった2024年モデルのノート(E13)も同様の手法を取り入れたかったのではないか?と推測するも、実車がユーザー向けに納車されて公道を走る姿を見るまでは、現在のSNSのような批判的な意見が収束することは無さそう。

まだ実車が公開されていない以上、何とも言えないのが正直なところですが、2023年11月度の普通乗用車の新車販売・登録台数ランキングにおいては、全体の7位(6,866台)と好調ですし、2024年2月以降の販売台数でどのように影響してくるか注目したい所です。


Honda eが2024年1月で生産終了!

続いて、ホンダのピュアEVコンパクトカー(シティコミューター)でお馴染みとなるHonda eですが、本モデルが2024年1月で生産終了することを、ホンダ公式が正式に発表しました。

上のHonda e公式ホームページにも記載されている通り、「Honda eは、2024年1月をもって生産終了いたします。生産分が売り切れ次第、Honda eは販売終了となります。一部カラーがお選びいただけない場合があります。詳しくは販売会社にお問合せください。」とのこと。

本モデルは、2020年夏頃に欧州市場向けとして販売された後、同年10月に日本市場向けとしても販売されましたが、2023年12月時点でのグレード構成はHonda e Advanceの1グレードのみで、価格帯は4,950,000円(税込み)とかなり高額。

おまけに航続可能距離もWLTCモードで満タン充電からでも259kmと街中走行メインの個体なので、実用性とコストのバランスで考えると中々に現実的ではありませんでした。

日本での販売台数は、発売3年間で2,000台も到達せず…やはり価格帯の高さと航続可能距離の少なさがネックか?

ちなみにHonda eの累計販売台数は、日本国内1,761台、グローバルで11,987台に留まっていて、既に欧州市場向けは販売停止済。

日本市場向けは、在庫がなくなり次第販売を終了するとのことですが、ここまで販売台数が伸びなかったのも、先程の価格帯とパフォーマンスのバランスが大きくかけ離れていたことが「あまり売れなかった」原因なのではないかと予想。

デザインとしては、ホンダらしくアイコニックでキュート、愛嬌がありながらも近未来的ではありましたが、やはりDセグメントSUVやミドルサイズミニバンが購入できる価格帯ともなると、購入するか否かは全く別問題になってくるのではないかと思われます。

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