トヨタ新型ランドクルーザー300が諸事情でディーラー入院→一部改良版・新型プロボックスが代車に!この車に乗ると、自分が普段どれだけ「便利で贅沢な車」に乗っているのかがわかる
(続き)代車として提供いただいた一部改良版・トヨタ新型プロボックスをインプレッション!
引き続き、一部改良版・トヨタ新型プロボックスを見ていきましょう。
フロント車内を見ていこう
続いてはフロントシート。
シート表皮はファブリックで少しカタメではあるものの、ホールド感としては十分良き。
特に窮屈に感じることは無かったものの、ステアリング調整が上下(チルト)のみのため、シートポジションの調整は限定的。
コックピットはこんな感じ。
シンプルで余計な装備を設けず、そのほとんどがアナログタイプ。
最近はデジタル化が進み、物理スイッチよりもタッチパネルが増えてきましたが、個人的には物理スイッチの方が実用性や操作性は高いと考えていて、プロボックスのシンプルな内装は好印象。
センターシフトはゲート式で、その手前には入力用のUSBポートが設けられています。
アナログ感を残しながらも、法規制対応に合わせて先進装備もさりげなく設定
エンジンスタータースイッチは設けられておらず、これまで通りシリンダーキーを差し込んで捩じるタイプに。
おまけにハイブリッドモデルですから、キーで捩じってもエンジン始動音が無い関係で、「あれ?エンジンかかってない?」と勘違いしてしまうことも。
この必要最小限のメーター情報もたまりませんね。
ステアリングにも多機能スイッチを一切設けていないため、運転に集中できます。
あとは左側に、スマホ置き用のホルダーも装備されていて、スマホの大きさに合わせてスライド調整できるのも便利。
サイドウィンドウの位置やトラクションオフスイッチ、光軸調整などはメーターのすぐ右隣り。
反対側のワイパーレバーの後ろには、ハイブリッドモデル特有のEVモードやECOモード、そしてオートヘッドライトシステムも完備。
法規制や予防安全装備の義務化とはいえ、商用車のプロボックスにドライビングサポート機能や予防安全装備が標準装備されるのはちょっと違和感があったり。
ユーティリティ関係も充実!働く人へのサポートも素晴らしい
さらに左側には、USB充電ポートや電源ソケットも完備。
助手席側には、スライド式の作業テーブルも完備。
何気にこういったユーティリティって他の車種には設定されていないため、このモデルだからこそ感じられる便利ポイントも多め。
使い勝手を考慮して、蓋の無いグローブボックスも完備。
もちろん、こうやって手前に引いて開けることも可能です。
運転席側のサンバイザー裏には、バニティミラーやバニティランプは無いものの、名刺入れやパーキングチケットなどを多数収納できるポケットがあるのは意外と便利かも。
以上が、代車プロボックスの内外装インプレッションになります。
次回は試乗インプレッションになりますが、走りは想像以上に完成度が高く、普段街中で見かける営業車のプロボックスが「なぜあそこまで飛ばして走ってるのか?」がわかったような気がします。
1ページ目:一目で商用車とわかるエクステリアデザインも魅力的!