日本人オーナーにも納車予定のブガッティ新型W16ミストラルが早くも転売!何と新車価格約7.4億円 → 13.8億円(約2倍)へと高騰…但し注意すべき点も

(続き)ところで、ブガッティ新型W16ミストラルってどんなモデル?

引き続き、ブガッティ新型W16ミストラルについて見ていきましょう。

W16ミストラルは、先程もお伝えしたように世界限定30台のみ販売されたシロン・スーパースポーツ300+をベースにしたオープンモデルで、パワートレインは排気量8.0L W型16気筒クワッドターボエンジンを搭載し、最高出力1,600ps/最大トルク1,600Nmを発揮。

トランスミッションは7速DCTを搭載し、駆動方式は四輪駆動[4WD]のみとなっています。

シロンをベースにした派生モデルといえども、そのフロントマスクはディーヴォ(Divo)やワンオフモデルのラ・ヴォワチュール・ノワール(La Voiture Noire)からインスピレーションを得たデザインとなり、”X”のようなリヤテールランプは、レーシングモデルのボリード(Bolide)を彷彿とさせるデザイン。

その一つ一つを見ても、本モデルがこれまでに登場してきたシロンベースの派生モデルを集約させた最後の特別仕様車であることが想像できる仕上がり。


オープンモデルのため、空力特性上クーペに比べると最高時速は低めに設定されているが…?

こちらがオープントップレイアウト。

最高時速は418km/hにまで到達するとのことですが、ブガッティの空力専門家により、どうやらオープンモデルでも最高時速490.5キロに到達できるよう特別に設計変更されているとのことですが、あくまでも現実的な仕様としては418km/hに設定されているそうで、実際にオープンでもその速度に到達できるかどうかは明確になっていない模様。

直接的な競合モデルは、アメリカのチューニングメーカーであるヘネシーパフォーマンスが世界限定12台のみ販売したヴェノムF5ロードスター(Hennessey Performance New Venom F5 Roadster)。

このモデルは、最高出力1,842psを発揮するV型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、オープントップでありながらもシロンと同じ482km/hにまで到達すると云われていますが、こちらもW16ミストラル同様に、実際にこの数値を実現できるかどうかは不明です。

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Reference:Mobile