トヨタ新型ノア/ヴォクシー/シエンタやレクサス新型NX/LX600等に配信されたOTAアップデートがエラー不具合→配信停止に。後々新型プリウスなどに配信は?

2024年1月10日に配信されたOTAアップデートに不具合があり、17日時点で配信停止に

2024年1月10日に、トヨタ/レクサスの新世代ディスプレイオーディオ搭載車で、以下の対象モデルにOTAアップデートが配信されました。

[アップデート対象車種]

■トヨタ・ノア/ヴォクシー(2022.01-)
■トヨタ・カローラ系(2022.10-)
■トヨタ・シエンタ(2022.07-)
■トヨタ・クラウンクロスオーバー(2022.09-)
■トヨタbZ4X(2022.03-)

■レクサスNX(2021.11–2023.03)
■レクサスLX(2021.12-)
■レクサスUX(2022.07-)
■レクサスUX300e(2023.03-)
■レクサスES(2022.08-)

しかしながら、当ブログにも「アップデート後にバグが発生している」「改善されるどころか改悪している」「そもそもエラーが表示されてアップデートできない」「アップデートの配信すら来ていない」というコメントが多数届いております。

今回のアップデート内容については、以下の内容が配信されていましたが、どうやらアップデートサービスに不具合が確認されたとのことで、2024年1月17日時点で配信停止していることが明らかになっています。

[アップデート内容]

◆(ドライブレコーダー装着車のみ)ドライブレコーダーの録画状況を表示するアイコンの追加

◆Audioソース画面の閉じるボタンの位置変更

◆ゲストアカウント時のマイセッティングをユーザーアカウントへ引き継ぐ機能の追加

◆お乗り換え時の初回ログイン時、マイセッティングの引き継ぎを選択できる機能の追加

◆地図画面の道路及び推奨レーンの表示を改善

◆地図表示で一部建物を立体表示する機能を追加(地図の縮尺が100m以下のとき)

◆動作不良の解消

◆動作安定性の向上

◆エネルギーフロー及びAWDの画面表示を改善(レクサスのみ) 等


「ソフトウェア更新エラー(エラーコード101)」の報告が圧倒的に多い

今回のOTAアップデートに関して、最も報告が多かったのが「ソフトウェア更新エラー」に関する内容。

2024年1月10日以降、順次対象モデルに対して、ソフトウェア更新に関すると配信が開始されるも、いざアップデートをスタートしようとすると「ソフトウェア更新エラー しばらくしてから再度操作してください エラーコード101」のポップアップウィンドウが表示されるとのこと。

ちなみに私の新型シエンタでは、特にエラーなども無くアップデート更新でき、これといったバグや改悪なども無し。

一方で更新エラーの報告が多いのはレクサスNXですが、トヨタ・ノア/ヴォクシーでもエラー報告が挙がっているため、一概の一つの車種に集中しているわけでは無さそうです。

トヨタが2024年1月18日に配信したプレスリリース内容を見ていこう

これについて、トヨタ/レクサス公式ホームページでは、以下のプレスリリースを更新しており、2024年1月17日に配信を停止しています。

【重要】 ソフトウェア更新サービス障害について

1月10日より配信しておりました、ディスプレイオーディオ/ナビゲーションのソフトウェア更新において、更新エラーが発生し、お客様にご迷惑をおかけいたしましたことお詫び申し上げます。

本事象に伴いソフトウェア配信を1月17日18時より一時停止しております。

対象の車種およびソフトウェアバージョンは下記になります。

<車種:ソフトウェアバージョン>

ノア/ヴォクシー(2022.01-):1802
カローラ系(2022.10-):1807
シエンタ(2022.07-):1802
クラウンクロスオーバー(2022.09-):1802
bZ4X(2022.03-):1802

レクサスNX(2021.11-2023.03):1802
レクサスLX(2021.12-):1802
レクサスUX(2022.07-):1802
レクサスUX300e(2023.03-):1802
レクサスES(2022.08-):1802

配信再開の目途が立ち次第、本ホームページにてご案内させていただきますので、今しばらくお待ちください。

お客様にはご迷惑をおかけしておりますこと、深くお詫び申しあげます。

via:Toyota, LEXUS

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