ホンダ新型WR-Vの実車を見てきた!「えっ、そこ樹脂パーツじゃなく鉄板なの?」「最も長納期化なのはエントリーグレードXで約1年」等

2024-02-05

(続き)ホンダ新型WR-Vの実車をインプレッションしていこう

引き続き、ホンダ新型WR-Vの実車をインプレッションしていきましょう。

WR-Vの後席は色々と見どころ多め

ここからはインテリアを見ていきましょう。

WR-Vの注目ポイントは、やはり後席の広さかと思いますが、上の画像の通りBセグメントSUVでもリヤベンチレーション(エアコンの吹き出し口)や格納式リヤアームレストが装備されていること。

そしてリヤシートは、リクライニング調整できないものの、そこまで窮屈に感じるような角度でもないですし、個人的にはゆったり出来ている印象です(あとは実際に走らせた時の快適性が気になる)。

天井はヴェゼルよりも高くてゆとりもある

あとは、この後席の足元の広さと開口部もポイントで、身長182センチの私でも乗り降りしやすかったですし、後席に座ったときに天井に頭が当たらず、コブシ0.5個分のクリアランスが有ったのはグッド(ヴェゼルは頭が天井に当たっていて窮屈だった)。

後席に座った時の膝先とフロントシートバックとのクリアランスは、指3本分~4本分といったところでしょうか。

圧迫感は特に無かったです。

あとこちらも個人的に気になっていたリヤベンチレーションの下部ですが、USBポートではなくDC12V電源ソケットでした。


後席を倒すときは、レバー式ではなく今どき珍しいロッド式

続いて、後席のリクライニングレバーですが、今どきの車ではちょっと珍しいロッド式なんですね。

このなべ蓋部分を引っ張ることで、リヤシートを前方に倒すことができます。

なおリヤシートを前方に倒すとこんな感じ。

フルフラットではなく段差が出来てしまうので、スタッドレスタイヤもしくはサマータイヤを積み込む際は段差が邪魔になりそう。

ラゲッジは十分広々

ただラゲッジスペースは、ヴェゼルよりも大きい458L分の容量を確保。

ラゲッジルームランプは助手席側にしか設けられておらず、非LEDではあるものの、その上には上位グレード用のトノカバーを標準装備しています。

運転席も見ていこう

運転席に移りますが、アウタードアハンドルでのロック/アンロックはプッシュスイッチ式のようです。

続いて運転席を見ていきましょう。

内ドア部分はシンプルなオールブラックで、ソフトパッドとハードプラスチックの配置バランスは良きところ。

シートはフルファブリックながらも、水平基調のシートデザインがオシャレですし、シートも少しカタメでホールド感もあるので良き。

運転席の足元付近には、フューエルリッド(給油蓋)用のレバーが設けられているため、ドアがアンロック状態で給油蓋が開けられる仕様ではないのがちょっと残念。

ステアリング周りはシンプルですが、本革巻きステアリングホイールの触り心地はサラサラしていますし、パドルシフトも全グレード標準装備なのは嬉しいポイント。

エアコン操作系もシンプルな物理スイッチなので、直感的な操作ができそう。

あとは、USBポート(入力用&バッテリーチャージャー用)がType-Cではなく、オールType-Aを採用しています。

全グレード手引き式ハンドブレーキを採用しているが、お客さんの反応は?

そしてこちらは手引き式のハンドブレーキ。

ホンダディーラーの担当スタッフ曰く、昨今電動パーキングブレーキ[EPB]&オートブレーキホールド[ABH]機能が備わったモデルが多いですが、こういった価格帯を抑えたモデルの場合、ハンドブレーキでも特に不満は無いそうで、意外にもヤリスからの乗り換えも多いことから、手引き式はむしろ馴染みがあるそうです。

1ページ目:WR-Vのとある部分には樹脂パーツではなく鉄板が使用されていた?!

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