日産の新型セレナe-POWER LUXION(C28)は一番「茶道の世界」に向いている?「長尺物も収納できて取り回しも楽」「デュアルバックドアのお陰で長尺の荷物の出入れが容易」

(続き)日産の新型セレナe-POWER LUXION(C28)についてインプレッション

引き続き、茶道の世界で活躍している日産の新型セレナe-POWER LUXION(C28)についてインプレッションしていきましょう。

2列目にお客さんを乗せる際は、できるだけオットマンは使わない

茶道道具などを運ぶ際には、かなり使い勝手の良いセレナe-POWER LUXION(C28)ですが、一方で2列目に着物を着たお客さんを乗せる際に「ちょっとこれは…」と思うものも。

具体的には、競合ミニバンで唯一キャプテンシートに採用されていないオットマン。

セレナの場合、ディーラーオプションとして置くだけオットマンが販売されていて、その価格帯は1脚19,800円(税込み)と高額。

このオプションは決してスマートなものではなく、上の画像の通り、2列目キャプテンシートの足元のスペースを奪ってしまうため、あまり現実的なオプションでは無いものの、見方を変えれば3列8人乗りの2列目にも流用できるため、その点はノア/ヴォクシーやステップワゴンに比べると魅力的に思うところなのかもしれません。

ただ上述にもある通り、このスペースだと、着物を着たお客さんの乗り降りが結構大変なので、家族での長距離移動や旅行以外では2列目の足元に置かないようにしています。


日産は、もう少し新型セレナ(C28)のバリエーションを増やすべきだと思う

以上がセレナ(C28)の優れているポイントになりますが、個人的に「ココをもう少し何とかしてほしい」と感じたポイントとしては、e-POWER LUXION以外にも、3列7人乗りを設定してほしかったところ。

日産の狙いとしては、3列7人乗りはファミリーユースから少し離れたグレード → 最上級グレードLUXIONに限定するという考えだったのかもしれませんが、ハイウェイスターにも設定されていたら、更にセレナ(C28)の需要は伸びていたかもしれません。

約3,000mmほどの長尺荷物を載せるために、わざわざ全長が適度に長くて、幅狭ボディで小回りが利き、それでいて3列7人乗りとなるミニバンを購入するため、総額550万円も支払うほどの価値があるか?と言われると疑問に思う部分は大きいですが、これがハイウェイスターだったら、更に評価は高きものに変わっていたかもしれませんね。

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