一体なぜ?モデル末期の一部改良版・三菱の新型デリカD:5が今売れに売れているらしい。何と意外な理由と縁があって選ばれていることが判明!

(続き)なぜモデル末期の三菱デリカD:5が、今売れているのか?

引き続き、なぜモデル末期の三菱デリカD:5が、今売れに売れているのかを見ていきましょう。

どうやらトヨタ・ランドクルーザー70が購入できなかった層が、少しずつデリカD:5に流れているようだ

そんなデリカD:5が、なぜ今のタイミングで続々と売れるようになったのか?という点ですが、私がお世話になっている三菱ディーラーの情報によると、トヨタがラインナップする一部改良版・新型ランドクルーザー70(Toyota New Land Cruiser 70)や、既に受注終了しているランドクルーザープラド(Land Cruiser Prado)の次の候補として選ぶ人が多いそうです。

特にランクル70に関しては、2025年までの生産枠分が全て埋まっている関係で、本当に欲しい人が購入できないという状況になっているため、こういった方々も直4ディーゼルで四輪駆動[AWD]、オフロード(走破性)に適している、冬場であればスノーボードが積める(もしくはルーフキャリアに載せることができる)といったポイントがポイントが重要になっていることから、そういった流れからデリカD:5が購入の候補に挙がっているそうです。


実はランクル70とデリカD:5の価格帯も似ている

そしてこれもまた偶然と言いますか…

ランドクルーザー70の車両本体価格は1グレードのみで4,800,000円(税込み)なのに対し、デリカD:5は複数グレード展開で4,156,900円~4,622,200円、特別仕様車シャモニーであれば4,557,300円~4,656,300円になるため、ランクル70と価格帯が近い(しかも安い)こともあって、コスト面でも購入の大きな決め手になっているそうです。

しかも、2024年3月は決算時期ということもあり、三菱としても在庫一掃セールで大幅値引きやキャンペーンなどを実施しているため、更に安価に購入することが可能で、おまけにランクル70とは違って即納可能な個体も多いことから、納期面で悩むこともないとのこと。

こうした様々な条件やタイミングが重なったこともあり、思わぬ形でデリカD:5が売れに売れているのは良きことだと思いますし、更には新型トライトン(New Triton)同様に新規での三菱ユーザーが増えているとのことから、少しずつ三菱の良さが幅広い層に浸透していけば本望ではないかと思います。

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