【速報】ホンダ新型シビックタイプR(FL5)の注残分が2024年5月下旬時点で「15,000台」も残っていることが判明!更に2025年モデルのイヤーチェンジも!

(続き)ホンダ新型シビックタイプR(FL5)の国内向け注残数は予想以上に多かった

そしてここからが、一番の本題となる「2024年5月下旬時点での、ホンダ新型シビックタイプR(FL5)の国内向け注残数」。

まだ日本の顧客向けに納車されていない台数がどれだけあるのか?ということですが、てっきり10,000台を切っているものだと思っていました…

どうやら、メーカーからホンダディーラーへの公式通達によると「約15,600台が、未だユーザー向けに生産・出荷・納車していない」ことが発覚。

なお参考までに、今後の注残分の納期に関しては、過去にお伝えした内容から一切変更無しで、受注停止前日に注文した車両に関しては、2025年下期の納車を目指しています。

【新型シビックタイプR(FL5)の最新納期情報一覧】

◇2022年10月13日~26日オーダー組

[前回案内納期]2024年度上期(2024年4月~2024年9月)

[変更後納期目安]変更無し


◇2022年10月27日~2022年11月23日オーダー組

[前回案内納期]2024年度下期(2024年10月~2025年3月)

[変更後納期目安]2024年度下期~2025年度上期


◇2022年11月24日~2023年1月18日オーダー組

[前回案内納期]2025年度上期(2025年4月~2025年9月)

[変更後納期目安]2025年度上期~2026年度上期

ホンダ公式プレスリリースでも公表されていましたが、シビックタイプR(FL5)の月産目標台数は400台と少なく、その理由も基本的な組付けは手作業によるものだから。

どうしてもキャパ的な問題で大幅に生産台数を増やすことは難しいのですが、それでもフル稼働で月産500台~600台になることも。

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月産600台ペースであれば、何とか2026年上期までに全て捌けそう?

とはいえ、先程の注残数が約15,600台ともなると、月産台数が400台であれば、一番最後に生産されるモデルが完成するのは39か月(約3.3年の納期)、月産500台ペースを維持すれば31.2か月(約2.6年)、月産600台ペースを維持すれば26か月(約2.2年)になるため、今から月産600台ペースのMAX稼働であれば、2026年夏頃まではかかるという計算に。
※長期休暇などは一切考慮していない計算

あとは、本当に先程のスケジュールにて生産が完了するのだろうか?といった不安もあれば、これだけイヤーチェンジを繰り返して「1円」も値上げしないということは、仮に2025年もしくは2026年以降に初のマイナーチェンジや一部改良を実施した場合、とんでもない値上げになるのでは?と怖ろしくも感じたり…

ホンダとしては、とりあえず今ある注残分を全て捌いてから、マイナーチェンジか一部改良、もしくは特別仕様車を追加投入するのではないか?と推測しますが、それ以前に2026年以降にもノンハイブリッドスポーツカーの販売が今までと変わらず販売できているのか?というのも気になるところ。

シビックタイプR(FL5)のような正統派ともいえるピュアスポーツカーが淘汰されるのは、今の若者だけでなくスポーツカー好きの中高年の方も多いと思いますし、まだまだ支持される車だとは思うものの、一方で台数が中々出せないが故に車両本体が大幅に高騰してしまい、「無理してでも買えるような金額に抑えられない」ということも考えられますから、ある意味で今回のFL5は「最もお得に購入できるスポーツカー」なのかもしれません。

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