発売前から既に受注停止していたマイナーチェンジ版・トヨタ新型GRヤリスが早くも中古車サイト・カーセンサーにて出品!119年の歴史を持つジュネーブモーターショーが完全終了へ

(続き)えっ?ジュネーブモーターショーがスイスでの開催を永久的に終了?

続いて、119年という長い歴史を持ち、世界三大モーターショーの一つでもあったスイス・ジュネーブモーターショーが、今後復活することもスイスにて開催されることもなく終了することが明らかとなりました。

ジュネーブモーターショーは、2020年の昨今の諸事情により初めて中止され、その後も開催中止を繰り返してきましたが、今後もスイスにて復活する予定は無いとのこと。

ただ、ジュネーブモーターショーという名前は、2025年後半にカタールにて開催されるイベントにて名称が受け継がれるとのことで、あくまでもスイス・ジュネーブ現地でのモーターショーイベントが廃止となるだけのようです(もはやジュネーブの意味とは…)。


2025年2月に一度だけ復活したのだが、全く注目されなかった

ちなみにこのジュネーブモーターショーですが、2024年2月に唯一復活を遂げるも、本イベントに出展したメーカーはルシード(Lucid)やルノーグループ、ダチア、BYD、いすゞ、ピニンファリーナ等、かなり限られていました。

これまでジュネーブの常連客であったランボルギーニやフェラーリ、レクサス、パガーニなども出展することもなく、自然と淘汰されるイベントに。

今回の決断に関して、ショーを主催してきた財団代表のアレクサンドル・ド・セナルクレン氏は、「この極めて残念な決定は、私たちが成功を取り戻そうとしてきた努力と決意を損なうものではない」と報道陣向けに声明を発表。

加えて同氏は、「しかし、厳しい業界環境の中でメーカーがジュネーブ・サロンに興味を示さないこと、国内業界が好むパリやミュンヘンのショーとの競争、そしてこのようなショーを維持するために必要な投資は、将来の開催にとって決定的な打撃となるだろうと言わざるを得ない」と説明。

表面上では、ジュネーブモーターショー(GIMS)はこれで終了となりますが、少なくとも2025年まではスイス国外で開催される予定で(名称が受け継がれる)、2023年と同様にカタールにて再び開催される計画です。

なおGIMS CEOのサンドロ・メスキータ氏は、「自動車の卓越性に捧げる次回のフェスティバルでは、初回の成功に続き、GIMSカタールはコンセプトを考案し実行したチームの実証済みの専門知識と、能力に自信を持って頼ることができます。モーターショーが世界各地のブランドに引き続きアピールし、ジュネーブモーターショーが中東でその魅力を強化したことは、満足のいくことだ」と述べています。

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Reference:カーセンサー, Facebook(GIMS)