【今までありがとう】トヨタ新型プリウス(60系)を売却しました。リアルな維持費(ガソリン代/保険代等)や気になる売却価格はいくら?驚きのリセール率も
(続き)トヨタ新型プリウス2.0L HEVを18か月所有してのリアルな維持費は?
引き続き、トヨタ新型プリウスを18か月所有してのリアルな維持費を見ていきましょう。
維持費④:プリウスを18か月所有してのカスタム代総額は?
続いて、プリウスを18か月所有してのカスタム代総額を見ていきましょう。
カスタムについては、基本的にトヨタ純正ディーラーオプションのみにしていて、カスタムの詳細としては以下の2種類のみなので、納車されてから1年経過したタイミングにて公開した維持費の記事と全く同じになります。
【新型プリウスを所有して18か月経過してのカスタム代総額(10%税込み)】
◇TRDドアハンドルプロテクター:4,235円
・本体代:3,300円
・工賃代:935円◇プロジェクションイルミネーション:36,960円
・本体代:22,000円
・工賃代:14,960円
カスタム代総額:41,195円
以上の通り、カスタム代総額としては41,195円(約4.1万円)となりました。
トヨタ新型プリウスHEVの純正オーディオ検証!イコライザーを変更したらどう聞こえるのか?【Zグレード】【2WD】#NEWPRIUS
なおプリウスのディーラーオプションカスタムについては、上の動画でも紹介していただいてますので、少しでも参考になりましたら幸いです。
本来であれば、もう少し光物系のディーラーオプションカスタムをやりたかったのですが、先述の通りバッテリー上がりが頻発したこともあり、できるだけバッテリーを消耗するようなカスタムは避けるようにしていました。
維持費⑤:プリウスを18か月所有しての任意保険/自動車税/駐車場代は?
続いて、プリウスを18か月所有しての任意保険と自動車税、そして駐車場代の総額を見ていきましょう。
まず任意保険ですが、以下の内容の通り充実したプラン内容にて登録しており、もちろん車両保険も付けています。
2年目の保険内容(更新)に関しては、変更されたポイントのみ太字に変更しています。
等級に関しては、複数台登録している関係で7Sとなり、年齢条件は身バレ防止のために敢えて記載しておりませんので、その点は予めご了承ください。
【新型プリウスの任意保険内容一覧】
◇等級:7S等級(38%割引)
◇運転者限定:限定なし
・ASV割引き
・先進環境対策車割引き
・新車割引
・ノンフリート多数割引き(6%)◇掛け金クラス:
・車両10
・対人・自損7
・対物7
・障害9◇対人賠償責任条項:1名につき「無制限」
◇対物賠償責任条項:
・1事故につき「無制限」◇人身傷害保障条項:1名につき「5,000万円」
・無保険車との事故によりケガをして、死亡した場合または後遺障害が生じた場合:1名につき2億円◇傷害一時金
・治療日数5日未満の場合:1万円
・治療日数5日以上の場合:ケガに応じた金額(10万/30万円/50万円/100万円)◇車両保険
1年目:430万円
2年目:345万円
3年目:325万円◇ロードアシスタンスサービス:利用可能
◇ロードサービス費用:ロードサービス費用特約(代車補償対象外特約)
◇その他適用特約等
・弁護士費用保障特約(自動車日常型)
・対人臨時費用特約
・対歩行者等障害特約
・対物超過修理費用特約
・不正アクセス・車両の欠陥等による事故の被害者救済費用特約
・心神喪失等による事故の被害者救済費用特約
・入院・後遺障害児における人身傷害諸費用特約
・傷害一時金特約
・新車特約
・全損時諸費用特約◇保険料年払い契約(1年目):143,760円(税込み)
※月あたり11,980円
↓
◆保険料年払い契約(2年目):143,760円(税込み)
※月あたり11,980円
保険内容と保険料の金額は以上の通りとなります。
車両保険の金額は下がっているのに、意外にも1年目と2年目の保険料は何も変わっていないんですね。
そして相変らず任意保険は高い…
ちなみに、本モデルが納車されてから18か月経過しているため、18か月分の保険料にて換算すると215,640円(税込み)となっています。
さすが「走らせなくとも維持費がかかる」だけあって、今回の維持費で最も高額でした。
続いて自動車税ですが、こちらは2023年5月に1年目を支払い済みで、排気量2.0L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+電気モーターを搭載するハイブリッドモデルのため、排気量1.5L超~2.0L以下に該当することから36,000円となります。
もちろん、2024年5月にも2年目を支払い済みで、こちらも1年目と同じく36,000円なので、自動車税だけで総額72,000円となります。
続いてプリウスの駐車場代ですが、屋外の月極駐車場を契約しているため、月々5,000円×18か月分=90,000円(税込み)となっています。
先程の任意保険(215,640円)と、自動車税(72,000円)、そして駐車場代(90,000円)を足し合わせると、維持費⑤だけで377,640円となります。
中々に衝撃的な維持費となっていますね。
プリウスを18か月所有してのリアルな維持費総額は?
最後に、プリウスを18か月所有しての維持費総額を見ていきましょう。
【新型プリウスを18か月所有しての総維持費一覧(10%税込み)】
[イニシャルコスト]・・・4,300,015円
[ランニングコスト]
➀点検費用(1か月/6か月/12か月法定/18か月):0円
※新車契約時に点検パック購入・加入済み②ガソリン代総額(計8回):56,934円
③コーティング+洗車代:61,300円
④カスタム代:41,195円
⑤その他:377,640円
・任意保険代(18か月分):215,640円
・自動車税(1年目/2年目):72,000円
・駐車場代(屋外月極18か月分):30,000円
⑥維持費総額(①+②+③+④+⑤):537,069円
以上、ランニングコストとしての維持費総額は537,069円(約53.7万円)となりました。
これを月換算で考えると29,837円(約3.0万円)になるものの、②~⑤はユーザーによって大きく金額が異なるので、あくまでも私が所有した場合、これぐらいの金額が発生するという参考値として見て頂けましたら幸いです。
あと、私のプリウスはキャッシュ一括にて購入しているため、月々のローン支払いはありませんが、ローンもしくは残クレにて契約している場合は、シミュレーションとしては上記の月々の金額にローン金額やETC料金なども加味すると、より現実的な数字が算出されるかもしれません。
プリウスの売却価格はいくら?
そして皆さんが最も気になるであろう、プリウス(60系)2.0L HEV Zグレード[2WD]の売却価格をチェックしていきましょう。
年式としては2023年2月、走行距離は約8,000km、キズ・修復歴無しなど、コンディションとしては問題無し。
売却方法は、いつもお世話になっている買取業者に依頼しての買取によるものですが、具体的な売却(買取)金額を記載するのはちょっと抵抗があるため、「新車車両本体(3,700,000円税込)の約101%」が買取金額だったということだけ記載させていただきます。
こうして見ると、ハッチバックのなかでもプリウスはかなり優秀ではないか?というのが正直なところですし、新色アッシュでもリセールは全く悪くないことがわかりますね。
総維持費に対して売却額との差額とは?
参考までに、プリウス2.0L HEV Zグレード[2WD]の車両本体価格は3,700,000円(10%税込み)で、メーカーオプションやディーラーオプション、諸費用分(メンテナンスパック込)を足し合わせての乗り出し価格は4,300,015円(10%税込み)でした。
イニシャルコスト(4,300,015円)に加えて、先程算出したランニングコスト(537,069円)も足し合わせると、総額にして4,837,084円(10%税込み)が掛かってたわけですから、売却額との差額は108万円以上マイナスであることが想像できるかと思います。
つまり、リセールの良いプリウスでも約1年半所有すると110万円近くは損するという見方ができますが、この辺りは走行距離や任意保険の内容などによって大きく変化してくるポイントなので、更に差額を小さくすることも大きくすることも可能だと思います。
プリウス今までありがとう!
以上が、プリウスを18か月所有しての総維持費となります。
今回のフルモデルチェンジで一気にスポーティな見た目へと進化したプリウスですが、見た目以上に中身も魅力的で、走りや装備面もかなり充実したモデルだったと思います。
ボディサイズも3ナンバーでありながら、全幅1,780mmと日本の公道にマッチした丁度良いサイズ感でしたし、特に駐車場にも困らなかったです。
ハッチバックのボディスタイルだと、どうしてもリセールが悪いというイメージが先行してしまいますが、実際のところは全く悪くないですし、バッテリー上がりやリコールを除くと総合的に満足度の高いモデルだったと思います。
改めて、この車でに出会えて良かったです。
プリウス、今まで本当にありがとう。
1ページ目:新型プリウスのガソリン代やコーティング代、点検代の中身は?