フルモデルチェンジ版・日産の新型エルグランド (E53型)の開発は進んでいる模様。やはりe-POWERは設定されるようだがPHEVの設定は?バッテリー上がりは大丈夫?
(続き)フルモデルチェンジ版・日産の新型エルグランド (E53)について
引き続き、日産のフルモデルチェンジ版・新型エルグランド (E53)について見ていきましょう。
次期エルグランドのコックピットはどうなる?
そしてここからは私の勝手な予想になりますが、次期エルグランドのコックピット関係はセレナ (C28)以上に豪華になると予想され、本革トリムを贅沢に使用しつつ、12.3インチのフル液晶メーターに加え、12.3インチのNissan CONNECTナビゲーションディスプレイが設定される可能性は高そうですが、エアコン関係が物理スイッチになるのか、それとも静電式タッチパネルになるかは疑問。
そしてセンターシフトに関しても、エクストレイル(T33)やフェアレディZ (New Fairlady Z, RZ34)のような電制シフトになるのか、それともセレナ (C28)のスイッチ式シフトになるのかも注目したいところですが、個人的にスイッチ式シフトはバッテリー上がりのときに使い勝手の悪さを痛感したため、あまり魅力的に感じないのが正直なところ。
快適装備に関しても、フロントシートだけでなく2列目シートにおいても、シートヒーターやシートベンチレーションの設定を期待したいところですし、やはりセレナ (C28)よりも劣るような装備は許されないところだと思います。
プロパイロット2.0も搭載されるだろうが、日産のがめついたプランは見直すべき
あとは、こちらも注目したいのが予防安全装備・ドライビングサポートのプロパイロット2.0。
セレナ e-POWER LUXION(C28)で標準装備されている以上、次期エルグランド (E53)で設定されないことはあり得ないと思いますが、元ルキシオンオーナーから言わせて頂くと、お試しで約1か月~3か月ほど無料で利用できるのは魅力的だと思いますが、年会費2.5万円も支払って高精度地図を更新しないとプロパイロット2.0が利用できないのは残念。
せめて月額プランや1日プランといった細かい設定があれば、プロパイロット2.0をより身近に感じることができると思うのですが、今の日産のがめついたようなプランは、反対にオーナーとの距離感を遠ざけるようなやり方にしか見えないため、もう少し寄り添えるような戦略があると魅力的。
バッテリー上がり対策もしっかりしてほしい
あとは、セレナ e-POWER LUXION (C28)を所有していたときに過去6回もバッテリー上がりを起こし、たくさん痛い目を見てきましたが、とにかくバッテリー上がりが起きづらいモデルに仕上げてほしいのが本音。
出先でバッテリーが上がってしまい、仮にジャンプスターターで復旧したとしても「e-POWERシステムが故障しているため、販売店に入庫してください」との警告画面が表示されたら、販売店でしかセーフモードを解除することはできないので、あまりにも使い勝手の悪い機能にすることだけは避けてほしいところです。
新型セレナの注意喚起!?もしかしたらバッテリー上がりの可能性も!?USBポートが悪さしている可能性?【SERENA】C28
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