いつの間にかトヨタは「抽選販売が当たり前」に。遂にアルヴェルやランクルに留まらず、商用バンの一部改良型ハイエースですらも抽選販売に

(続き)ミニバンでさえも当たり前になりつつあるトヨタの抽選販売

先程のトヨタの型式指定における不正問題によるラインナップモデルの販売時期の延期についてですが、特に現行90系のノア (New Noah)/ヴォクシー (New Voxy)に関しては、2022年1月にフルモデルチェンジ版として発売されてちょうど3年が経過しますが、当初の計画では2025年2月頃には初の大幅改良が実施される予定でした。

しかしながら、こちらも不正問題の影響で延期となり、現行モデルの延命による販売継続(一部の販売店では未だ抽選販売中)、そして追加での受注受付けで食いつなぐことになっているだけですが、現時点での大幅改良の販売時期は2025年秋以降に延期されているようです。

これはトヨタ公式ホームページにてアナウンスされているものではなく、メーカーから各販売店と通達されている内容になるものの、今後の状況次第では更に延期となる恐れもあるので注意。


遂に商用バンのハイエースですらも狭き門の抽選販売に

そして今回、新たに販売店独自の抽選販売が行われるのがMY25モデルとなる改良型ハイエース (New Hiace)。

本モデルでは、パフォーマンス向上や足回りがカスタマイズされた特別仕様車ダークプライムSが追加設定されるのですが、このモデル含めてハイエースの枠が5台未満と非常に狭き門。

あくまでも私がお世話になっているトヨタディーラーでの話になりますが、2025年1月中旬より抽選申込 → 抽選結果発表 → 当選者から商談・受注受付け開始、という流れになるため、まさかの商用バンでさえも抽選販売になるとは…

ハイエースも本来であれば、2024年夏頃には上記の特別仕様車含めて販売されていたはずなのですが、こちらも先ほどの型式不正の影響を受けて延期を繰り返しては、ようやく2025年1月より受注開始。

発売時期が延期となったことで、MY25モデルの生産期間は僅か半年ほどと短く、2025年9月以降にはMY26モデルとして再び一部改良が実施される予定なので、もはやここまで来ると「何を購入して良いのやら…」と混乱しても不思議ではないと思うんですね。

「試乗してから購入」は過去の話

これはハイエースに限らず、今後トヨタより販売される新車・新型車にも同じことが言えるかと思いますが、もしかすると販売店によっては、当初の計画から1年以上も販売が遅れているクラウンエステート (New Crown Estate)も初期ロットは抽選になるかもしれませんし、その後の改良型ヤリス (New Yaris)/ヤリスクロス (New Yaris Cross)なども考えられそう。

ほんの数年前までは、新車が発表・発売された後に購入しても「納期1か月~2か月」が当たり前で、3か月以上になると「長納期」と言われていたトヨタですが、今では「3か月以上が短納期」といえるレベル。

「試乗してから購入する」という時代は終わり、「発売前に購入する」時代が主流になっている現在ですが、自動車業界は今後どのように変化していくの気になるところです。

1ページ目:トヨタは様々な理由をつけて現行モデルを継続して販売したい?

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