日産のココが好きになれない!新型セレナ (C28)が2024年暦年の国内販売で「ミニバンNo.1を獲得」と大々的に発表しているが、実際には1位ではない?

(続き)日産のご都合主義による「No.1」は、現行C28型セレナだけではない?

引き続き、日産の謳う「〇〇販売台数No.1」について見ていきましょう。

現行ノートシリーズも何とも微妙なカテゴリーで「〇〇販売台数No.1」と謳っている

なお、日産が否が応でも「販売台数No.1」と謳っているのはセレナだけでなく、主力モデルのノートシリーズも同様。

2023年1月17日に公開されたニュースリリースにおいても、日産は2022年暦年(1月~12月累計)の国内販売において、ノート/ノートシリーズの累計販売台数が110,107台だったとして、電動車(含ハイブリッド車)販売台数No.1を獲得したと発表しており、コンパクトカーではなく「電動車という極めて限定的なカテゴリーの中で販売台数No.1」と謳っていたのが印象的でした。

おそらくコンパクトカー販売台数でカウントするとなると、トヨタ・ヤリスシリーズ (Toyota Yaris)やカローラシリーズ (Corolla)が絡んで厳密な販売台数がカウントできないため、「電動車での販売台数No.1」に限定したのではないかと推測しています。


キックスに至っては「S-SUV」という独自のカテゴリーを生み出す

この他にも、既に日産公式ホームページでは削除されていますが、BセグメントSUVのキックスのラゲッジスペース(荷室)が「コンパクトSUV史上、最大積載量」と謳うのではなく「S-SUV史上、最大積載量」と謳っていたのも印象的でした。

S-SUVというのは、おそらくスモールSUVという意味だと予想しますが、そもそも「S-SUV」というカテゴリを他のメーカーが謳っていないだけに、必然的に「キックスの荷室はS-SUVで最も荷物が載る」ことにはなるものの、それを大々的にアピールしているのは日産だけなのであまりにも虚しいんですね。

あくまでも個人的な意見にしか過ぎませんが、日産が謳う「販売台数No.1」は信用できない部分があるため、昨今のニュース・報道に関しても、目の前に記載された情報だけを鵜呑みにするのではなく、自身の目で精査した上で確認していくことをおススメしたいところ。

ちなみに日産によると、パワフルで気持ちの良い加速性能や、高い静粛性を実現しているe-POWER車も非常に好評とのことで、現行C28モデル発売から累計10万台の販売を達成しているとのこと。

さらに、セレナ e-POWERに搭載される電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」を搭載したグレードにおいては、雪道の走破性に加え、路面を問わない安定した走行性能やスムースな加速などが高く評価され、2024年10月の受注開始から4,700台の受注を記録しているそうで、セレナの累計販売台数に大きく貢献しているようです。

1ページ目:日産が定義する「ミニバン」のカテゴリーとは?

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