フルモデルチェンジ版・マツダ新型CX-5の開発車両が欧州でも初スパイショット!NDロードスター 35周年記念車は「2,500台以上」の受注を獲得

(続き)マツダNDロードスターの特別仕様車35周年記念モデルが大人気?

続いて、2024年12月25日に発表されたマツダの2ドアオープンスポーツモデルでお馴染みとなる一部改良版NDロードスター。

この一部改良にあわせて、ロードスター生誕35周年を記念する特別仕様車NDロードスター 35周年記念車が発表・発売されたわけですが、マツダ公式プレスリリースには「見込み台数として1,000台を販売」することを明らかにしました。

その後、多くのNDロードスターファンが購入・契約したことから、2025年2月の時点で2,500台の受注を獲得していることが明らかとなりました。


なぜ35周年記念車がここまで多く売れているのか?

私がいつもお世話になっているマツダディーラーからの情報によると、2025年1月以降になってから、35周年記念車の問合せや見積もり、そして商談が増えたそう。

っというのも、2025年1月に開催された東京オートサロン2025にて、NDロードスターをベースにしたハイパフォーマンスモデルの新型MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER及び、MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER 12Rの市販モデルが発表されたものの、その価格設定があまりにも高額であることから、35周年記念モデルに切り替えているユーザーが増えているそうです。

なお参考までに、日本限定200台のみとなるMAZDA SPIRIT RACING ROADSTER 12Rの車両本体価格は「700万円台」で、スタンダードモデルのMAZDA SPIRIT RACING ROADSTERは「500万円台」との公式発表済み。

これに対して35周年記念車は、ソフトトップ及びハードトップの価格帯は以下の通り。

【(2025年)特別仕様車NDロードスター 35周年記念車のグレード別価格帯一覧(10%税込み)】

■ソフトトップ(幌)(6速MT):3,753,200円

■ハードトップRF(6速MT):4,354,900円

■ハードトップRF(6速AT):4,382,400円

こうして見ると、ソフトトップ(幌)との価格差は約130万円~約330万円と、場合によってはもう一台のNDロードスターが購入できることになるわけですね。

ちなみにこのモデル、2025年秋頃より商談・予約が開始されるとのことで、それまでには35周年記念車の納車も次々進んでいるでしょうから、若干非力に思いながらも適度にワインディングでの走りを楽しめる特別仕様車の方が、ガッチガチでサーキット志向のMAZDA SPIRIT RACING ROADSTERよりも人馬一体感が高いことも考えられるかもしれません。

1ページ目:遂に欧州でも新型CX-5のテストカーを初スパイショット!

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