フルモデルチェンジ版トヨタ新型ハリアーの安全装備(Toyota Safety Sense)インプレッション。クルーズコントロールの使いやすさが一気に向上、気になる機能性の評価は?
トヨタの安全性能の精度はかなりレベル高いぞ!
早速新型ハリアーにてレーダークルーズコントロールとレーントレーシングアシスト[LTA]を使用していきましょう。
使用した場所は、車通りの少ない道幅の広い県道だったのですが、高速道路だけでなく、一応一般道でも使用できるようになっています。
レーダークルーズコントロールの精度はどうだ?
県道にて、前車に車速を合わせながらクルーズコントロールをONにし、車速を「+/-」にて上限速度を設定していくのですが、前回のレバー式に比べてスイッチでの調整なるため、細かく数値が設定できて使い勝手も良くなっています。
実際に前車の車速にあわせながら走行していくわけですが、加速する際には一気に回転を上げていくのではなく、徐々に速度を上げていく感じでナチュラル。
減速する際も、ポンピングブレーキのようなちょっと強めのものではなく、どちらかというエンジンブレーキするような滑らかな減速をしてくれています(ブレーキのナチュラルさは新型フィット4に近い)。
これがメルセデスベンツやBMWになると、ブレーキが大分強めだったと記憶していますが、マイルドで優しくブレーキングしている印象なので使い勝手は良い感じです。
先代の60系ハリアーに比べるとどうなのか?と言われると比較ができていないのでわからないところですが、この点は後日一度ディーラーの試乗車をお借りして比較してみたいと思います。
あとは前車が赤信号でブレーキになった際は、しっかりと前車との距離を取りながら停車するまで自動的にブレーキをしてくれるのも安心です。
レーントレーシングアシスト[LTA]の精度はどうだ?
一方でレーントレーシングアシスト[LTA]機能についてですが、これも結構精度が高い印象で、中央の白線を踏みそうになる前ではなく、もう少し余裕を持たせてステアリングをしっかりと補正していくれるのは嬉しいところ(おそらく反対車線を走行するドライバーを驚かせないため?)。
ある程度のカーブ(R)の大きい道でも、しっかりと白線を認識しながら曲がってくれていましたし、少し白線が薄れていてもステアリング補正が入ったのはさすがといったところでしょうか。
これが高速道路になると、(速度も出ているので)ステアリング補正がもう少しデリケートになるとは思うのですが、この点も後日一度インプレッションしてみようと思います。
なお、私の新型ハリアーに関する納車後インプレッション/燃費/メンテナンス/維持費などのはコチラにてまとめております。