まさか市販化するとは…タイの新興メーカーがホンダ・シビックタイプRのエンジンをぶち込んだレーシングマシンを発売へ!BMWがトランプ関税の影響で”シレッ”と値上げ
定期的に登場するシビックタイプRのエンジンをぶち込んだレーシングマシン
以前、元フェラーリF1のエンジニアチームによって創業されたAutomobili Turismo e Sport Automobili(ATS)社が、ホンダ・シビックタイプR (Honda Civic Type R, FK8)のエンジンをスワップしたライトウェイトスポーツモデル・ATSコルサRRターボを発表しました。
そして今回、タイの新興メーカーであるテラSモータース (TERA S Motors)が、シビックタイプRのエンジンをベースにしたハイパフォーマンス軽量マシンのT63プロトタイプを世界初公開しました。
果たしてどれぐらい車体重量で、エンジンスペックはどれぐらいなのかチェックしていきましょう。
その見た目はエクストリームでライトウェイトチックななレーシングカー
こちらが今回、タイの新興メーカーによって製作されたオリジナルモデルのテラSモータース・T63プロトタイプ(海外カーメディアCARSCOOPSより引用)。
本モデルは、単なる趣味で製作されたモデルではなく、一般ユーザー向けに販売される市販車両とのことで、車体重量を最大限軽量化するために、カーボンファイバーシャシーを使用しているとのこと。
ちなみにこのメーカー、2020年にタイの地元民によって設立されたメーカーだそうで、2024年末にもT63コンセプトなるモデルを先行にて発表。
タイ・バンコク国際モーターショーにも出展されたT63コンセプトですが、まさかこんなにも早く市販モデル&プロトタイプモデルを発表してくるとは…
なおテラSモータースの情報によれば、このT63は「イギリストップクラスのサーキットマシンからインスパイアされた」そうで、そのパフォーマンスもサーキットマシンそのものとのこと。
エンジンはシビックタイプRの直4VTECターボ
改めてT63を見ていきましょう。
本モデルの核となるのは、超軽量仕様となるカーボンファイバー製シャシーが採用され、エンジンはホンダ・シビックタイプRに搭載される排気量2.0L 直列4気筒VTECターボエンジン。
スペックとしては、最高出力350hp/最大トルク500Nmにチューニングアップされているそうですが、トランスミッションはSadev製6速シーケンシャルトランスミッションを搭載し、駆動方式は前輪駆動[FF]…ではなくて後輪駆動[RWD]を設定。
最高出力は500馬力まで引き上げ可能で、0-100km/hの加速時間は僅か3秒
テラSモータース曰く、市販モデルの最高出力は350hpに抑えられているそうですが、ユーザーの要望次第では500hpにまで引き上げられるそうで、このパワーを得る事により0-100km/hの加速時間は僅か3秒、最高時速は250km/hにまで到達するそうです。
この他のパフォーマンス面においては、カーボンファイバー製のボディパネルを多用することで、車体重量は僅か900kgを実現しているとのことですが、これはあくまでもオイル類を全て抜いた乾燥重量となります。
そしてデザインは、レーシングプロトタイプから強いインスピレーションを受けており、巨大リアウイングや特徴的なシャークフィン、そして路面との接地性を高めるディフューザーを標準装備。
ドア開閉においては、パガーニ・ウアイラ (Pagani Huayra)やアストンマーティン・ヴァルキリー (Aston Martin Valkyrie)、そしてメルセデスベンツSLSクラスと同じガルウィングドアが採用。
足もとを見ていくと、レーシングスリックタイヤを装着18インチの鍛造アルミホイールが装備され、ホイール締結はセンターロック式。
足回りに関しては、フロント6ピストン/リア4ピストンのAPレーシング製キャリパーを装備。
サスペンションも同様に本格的で、前後ダブルウィッシュボーンに加え、ハンドリングを微調整できる調整式アンチロールバーも備えられています。
ちなみにこのモデル、現時点では公道走行は不可能で、価格帯も不明なまま。
さすがに日本円で1億円を超えることは無いと思いますが、少量生産で完全オリジナル、それでいてハンドメイドになるとのことですから、生産コストなどを考えると2,000万円~3,000万円ほどになるのでは?と予想されます。