【閲覧注意】中国が発明した「バッテリーランチャー」がヤバい!火災防止策のはずが「被害拡大」と大炎上、無関係なメーカーがとばっちり

こんなものが採用されてしまったら、バッテリー火災の被害を回避するどころか、更に被害を拡大させてしまう

バッテリーEV(BEV)のトラブルや不具合、そして事故によって起きる火災は、一度発生すると消火が非常に困難であることは周知の事実であり、自動車メーカーにとって依然として最も困難な課題の一つです。

なお、これは車格が異なるため参考程度の情報になりますが、BEVの火災時に必要な水の量は、テスラのEVトラック・セミ (Tesla Semi)の場合で約190,000L(19万リットル)もの水が使われたと報じらるほど。

エンジニアたちは、衝突時に発火することなく耐えられるほど耐久性の高いバッテリーパックの開発に尽力しています。

しかしながら、中国では全く異なるアプローチでの「最も簡易的で画期的な回避策」が披露されたわけですが、その方法があまりにも「自分勝手」で、「周りへの被害が拡大することを全く考えていない」として批判が殺到しています。

一体どのような対策なのか?早速チェックしていきましょう。


その名も「バッテリーランチャー!」

こちらが今回、中国のソーシャルメディア向けに発表されたバッテリー火災問題を解決する案として生み出された「バッテリーランチャー」。

緊急時、バッテリーパックを文字通り弾丸のように車両から外へと放出する高速排出システムです。

一見すると、確かにバッテリー火災が起きる前に自車の被害を最小限に抑えられる可能性はありますが、それ以上に大問題なのが、放出されたバッテリーからの二次被害。

具体的な速度までは不明ですが、とんでもない勢いで外部へと放出されたバッテリーは、場合によっては他車や人、住宅といった建物などに被害を与える恐れがあるわけですね。

こちらは、別の角度から撮影されたバッテリーモジュールが激しく飛び出す瞬間ですが、画像でもお分かりの通り煙が凄いこと…

公開デモンストレーションでは、放出された先にクッション材が無数に置かれているので問題ないですが、実際にこの技術を公道などで活用するとなると、砲弾する戦車と何ら変わらないので、当然のことながら(危険すぎて)実質的な採用など不可能。

中国の報道によると、このシステムはエアバッグとほぼ同じ仕組みで作動するそうで、センサーがバッテリーパック内の熱を検知すると、システムは1秒以内にバッテリーを放出し、車両から3~6メートルほど遠くまで飛ばすのだそう。

乗員を火災や爆発の恐れから守るのが狙いですが、あくまでも「自分の身を守ることだけに徹底した危険すぎる技術」です。

SNSでも公開されるも、案の定批判コメントが殺到

ちなみに、この動画が中国SNSのウェイボー(微博/Weibo)にて公開された後、案の定以下のようなコメントが殺到。

■走行中に他の車に直撃したり、歩行者にぶつかったり、あるいは交通の流れを横切ったりすることは考えなかったのだろうか?

■高速道路を運転中、目の前もしくは横からバッテリーが飛んで来たら、どうなるか想像できるよね?

■車が燃えても保険会社が補償してくれるが、もしこれが飛び出して他人や他の車に損害を与えたら、車の所有者は大変なことになる

■ガソリンスタンド近くで放出したら、とんでもない大爆発事故が起こり、事態は深刻になる

■数百kgもあるバッテリーパックは、飛来物として考えられる限り、無害とは程遠いものだ…極めて危険すぎる

■もしも、火災が発生する危険性が高まるような激しい衝突事故を起こした場合、車の構造が崩壊してシステムが機能しなくなり、火災と車体重量の両方が車内に残ってしまう危険性があるので、この方法は決して画期的なものではない

■バッテリー火災という「1台で済んでいた問題」が、この悪魔のような技術によって、さらに二次被害へと拡大することが想像できないエンジニアには呆れる。なぜこの企画が通ったのかが甚だ疑問だ

といった、至極真っ当なコメントばかり。

そして以下の動画が、バッテリーランチャーを実演したデモンストレーション動画となります。

2ページ目:この危険極まりない「バッテリーランチャー」を生み出したメーカーは?実はこのデモのせいで、とんでもないとばっちりを受けてしまったメーカーが?