トヨタ新型ランドクルーザーFJのテールランプは本当に大丈夫?背面タイヤ装着でも中央に配置できた構造上の疑問。国内生産のランクル70とは異なる「輸入車扱い」による規制緩和の可能性を考察
改めてランクルシリーズは、老若男女問わず高い人気を得ている
2025年10月21日に世界初公開された、トヨタ新型ランドクルーザーFJ (Toyota New Land Crusier FJ)。
日本での発売は、2026年央頃を予定していますが、おそらくは2026年春頃には、グレード構成やボディカラー、オプション構成などもある程度明確になってくるのではないかと予想しています。
既に当ブログでも、ランクルFJに関する情報は紹介済みですが、今回は内装を中心に、もう少し細かいところをチェックしていきたいと思います。
ランクルFJの後席は意外と実用的
まずは、ランドクルーザーFJの車内を見ていきましょう。
既に多くのカーメディアが、YouTubeにて内外装インプレッション動画を公開していますが、その中で「意外と実用的だなぁ」と感じたのが、後席が前後にスライドするということ。
スライド量としては15センチ~20センチ程度ではあるものの、元々ランクルの後席は狭いため、上の画像の赤丸の通り、スライドバーが設けられ、最後方までスライドさせて足もとのスペースを大きく確保できるのは魅力的。
何気にリクライニングレバーも設けられている
そして、こちらもしっかりと採用されているのが後席のリクライニングレバー。
上の画像の赤丸の通り、リクライニングと前方に倒すような構造になっていて、普段の移動用として活用することはもちろん、長尺の荷物などを載せる際にも(ラゲッジフロアとの段差が大きいのは気になりますが…)積載性という点では高く評価できるポイントだと思います。
後席の快適性よりも積載性?後席用の格納式センターアームレストは無し
ちなみに、後席の中央には格納式のセンターアームレストが備えられていないため、2列目後席でゆったりしつつ、ドリンクホルダーが手元にないのはちょっと残念に思う所。
このクラスのモデルを所有する方って、スズキ・ジムニーノマド (Suzuki Jimny Nomade)のように悪路走破を楽しむアクティブユーザーが購入するイメージが強く、そこまで後席の快適性を強く求めていない可能性もあるんですね。
そう考えると、このモデルはトヨタブランドの中ではジムニーノマドのような立ち位置になると思われますし、ラグジュアリー志向のランクル300や、先進性に富んだランクル250とは異なり、道具感たっぷりに遊んで楽しむ車として、コアなファンからの熱い支持に加え、ランクルシリーズの中では末っ子になるので、「ファッションランクル」として幅広い層から親しまれる一台になるかもしれませんね。
ランドクルーザーFJのコックピット周りもチェック
続いて、ランドクルーザーFJのコックピット周りを見ていきましょう。
今回のランクルFJについてですが、あくまでも私の勝手な推測として、ランクル70のように実質1グレードのみのラインナップになると推測。
そう考えると、装備内容もここ最近のトヨタの傾向から考えてパッケージングに力を入れると考えているわけですが、上の画像の赤丸にある通り、「ETC2.0車載器」に加えて、「ドライブレコーダー(前後方)」なども標準装備、もしくはセットメーカーオプション扱いになると予想しています。
末っ子ランクルでありながらも、ステアリングヒーターを備える豪華仕様
エアコン操作系も見ていくと、フロントシートヒーターやステアリングヒーターまで備わっていますが、おそらくこの機能もパッケージング化されると推測。
ちなみに、スズキ・ジムニーノマドはシートヒーターが備わっているものの、ステアリングヒーターが備わっていないため、こうした細かなところでの差別化が後々大きな差を開くことになりそう(わざわざステアリングヒーターを採用してくるということは、トヨタもそれなりの理由があって設けてきたはず)。
これにより、生産効率の向上はもちろんのこと、開発費を効率よく回収しつつ、車両本体価格を少しでも上げて利益を大きく確保する流れになるでしょうから、このモデルもまた多くのユーザーに愛される代表的なランクルシリーズになりそうですね。
やっぱりランクルはアナログでなくっちゃ!
あと、トヨタ公式プレスリリースでは公表されていませんが、しっかりとデフロック機能も採用されていますね。
トヨタブランド内でのジムニーノマドとして、走りや悪路走破性、更には手引き式ハンドルブレーキも備わっているのは魅力的。
確かに利便性という点では、電動パーキングブレーキ[EPB]+オートブレーキホールド[ABH]は魅力的ですが、先日話題となった三重県四日市市での地下駐車場水没被害では、水害によりEPBが故障してしまい、車両を動かすことができず、回収することが極めて困難だったとの情報もあったため、そういったときの究極時の利便性で考えると、デジタルよりもアナログの方が優れているのも大きなポイントだと思います。