【売る車がない】改良版トヨタ・シエンタが人気爆発でも最大の欠点は『買えない』こと。トヨタの最新工場出荷目途でも『ミニバン全滅が常態化

どうやら、電動パーキングブレーキ[EPB]+オートブレーキホールド[ABH]を期待していたユーザーがかなり多かったようだ

2025年8月5日に発売された、一部改良版トヨタ・シエンタ (Toyota New Sienta)及び、特別仕様車&コンプリートカーのシエンタ JUNO。

本モデルが発売されて、もうすぐ3か月が経過しようとしていますが、ガソリンモデル/ハイブリッド(HEV)モデル共に、既に初期ロット生産分は完売しており、おそらく多くのトヨタディーラーにて受注停止されているものと予想されます。

本モデルを購入しているユーザーの多くが、先代シエンタやホンダ・フリードからの乗り換え組であったり、一部改良前の3代目初期型シエンタからの乗り換え組もいらっしゃるとのことで、その乗り換え理由に電動パーキングブレーキ[EPB]+オートブレーキホールド[ABH]の全車標準装備が大きく影響しているようです。


シエンタは機能面でも充実しているが、やはり日本の公道に適したサイズ感なのがグッド

今回の一部改良にて、電動パーキングブレーキ[EPB]+オートブレーキホールド[ABH]の全車標準装備化、そしてトヨタ車としては初となるオートブレーキホールドのメモリー化が注目トピックスとして挙げられ、YouTubeやカーメディアでも何度も取り上げられていますが、それ以上にこの車の魅力が、日本の公道にマッチしたコンパクトなサイズ感であること。

昨今の新車・新型車の多くが、走行性能やハンドリング性能、タイヤサイズの大口径化により、5ナンバーではなく3ナンバー化する傾向にありますが、シエンタは相変わらず5ナンバーサイズを維持。

ボディサイズも全長4,260mm×全幅1,695mm×全高1,695mmとコンパクトなサイズ感ですし、運転席からの見晴らしも良好で、おまけにフロントノーズもショートタイプですから、小さな地下駐車場や立体駐車場、有料駐車場でも取り回しが効くのが魅力的。

今となっては、幅広い層から愛されているシエンタですが、2代目以前はファミリーユースにしか需要の無い「単なる移動車」というイメージで扱われていました。

現在は幅広い層にも愛されるドライブカーで、ファミリーカー以外でも利便性の高さが高く評価されているため、直近の新車販売・登録ランキングでも上位を獲得しているのだと予想されます。

シエンタに3列6人乗りがあると、フリードを抑え込むほどの脅威をもたらす

ちなみに、私も以前、3代目初期型のシエンタ・ハイブリッドZ・2列5人乗り[2WD]を1年半ほど所有していましたが、シートレイアウトを除けば所有満足度としては十分に高く、燃費や装備内容、積載性、取りまわしのし易さなどもほぼ文句なし。

唯一「ここは改良の余地あり」と考えるのは、ホンダ・フリードのように3列6人乗りが準備されていると魅力的で、特に2列目左右独立のキャプテンシートがあると、フリードを検討していたユーザーを囲い込むほどの魅力があることは確かだと思います。

シエンタの最大の欠点は「購入できない」こと

あと、これは現行モデルや他のトヨタ車でも同じことが言えるのですが、カタログモデルなのに「発売直後に初期ロット分がほぼ完売」してしまい、購入・契約できない販売店が非常に多いということ。

どんなに装備内容が良くて、どんなに燃費性能が良くても、結局は欲しいと思うユーザーが購入できなければ何の魅力もないわけで…

特にシエンタのような、ファミリーユース世代をターゲットとしているモデルは、発売直後に購入を検討される方だけでなく、突如としてファミリーカーとして必要となる場合が出て来るために、先ほどの受注停止したタイミングから「どうしても購入しなければならない」ことだってあるわけですね。

そうなってくると、現在のトヨタの販売方法を不満に思う方も多いでしょうから、今後のトヨタの大きな課題になることは間違いないでしょうね。

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