知人に納車されたスズキ特別仕様車エブリイ・Jリミテッドの内装が凄い!「謎ブレーキペダル」や新型ムーヴ/N-BOXにない装備、そして電源ソケットの神配置など

商用バンといえども、昨今の新車の商品力を侮ってはいけない

2025年8月に発売された、スズキの軽バンことエブリイの特別仕様車Jリミテッド (Suzuki New Every J Limited)。

前回のブログでは、知人に納車されたエブリイ・Jリミテッドのエクステリアを中心としたインプレッション内容をお届けしました。

今回は、内装/インテリアを中心としたインプレッション内容をお届けしたいと思いますが、装備内容から見て「これ、本当に軽バンなの?」と疑ってしまうほどの充実度。

エブリイもそろそろビッグマイナーチェンジで、更に商品改良するとの噂もありますが、おそらく最もコスパ良く購入できるモデルが、今回のJリミテッドではないかと考えています。


特別仕様車エブリイ・Jリミテッドの実車をインプレッション!

改めて、知人に納車された特別仕様車エブリイ・Jリミテッドを見ていきましょう。

本モデルは、ターボモデルのJOINターボをベースにしているため、Jリミテッドのグレードは実質1グレードのみ。

駆動方式は四輪駆動[4WD]を選択し、ボディカラーはモスグレーメタリック×ブラックの2トーンタイプとなります。

早速、特別仕様車の内装を見ていきましょう。

内装は至ってシンプルなアイボリー系にまとめられ、特に豪華さを求めることもなく、軽バンらしいプラスチックを多用。

いつの間にか軽バンも「くるくる」ではなくなっていた

内ドアもハードプラスチックを多用しつつ、ファブリックの素材を適度に活用したシンプルなデザインで、昨今高級路線が進む軽トールワゴンとは異なり、かなり割り切った感じ。

「こういうので良いんだよ、こういうので」と思わせてくれる内装が、絶大な安心感を与えてくれます。

ただ、いつの間にか軽ターボでも、サイドウィンドウは手動のウィンドウレギュレーターハンドル(別名:くるくるハンドル)ではなく、パワーウィンドウレバーを採用しているところに、軽バンの進化を感じられたり。

エンジンスターターもプッシュスイッチ式がスタンダードに

エンジン始動も、メカニカルキーを挿し込んで捩じるタイプのイグニッション方式ではなく、シンプルなスタータースイッチタイプ。

そしてエンジンスタータースイッチの下部には、マニュアルレベリングライトやアイドリングストップOFFスイッチ、電動パワースライドドアスイッチ、パーキングセンサースイッチなど、とても軽バンとは思えないほどの充実した装備が採用されています(もちろん、これらも標準装備)。

エブリイには隠れた「謎ブレーキペダル」が存在する?

足もとのアクセル・ブレーキペダル類ももちろん吊り下げ式ですし、足もとのフロアマットもスズキ純正のディーラーオプションを選択。

ちなみに、エブリイには「隠れた第二のブレーキ(別名:謎ブレーキ)」なるものが存在し、競合モデルのハイゼットやアクティなどには設定されていません。

この第二のブレーキは「後退抑制機構」と呼ばれるもので、フロントが衝突したときにペダルの跳ね上げを軽減し、足を守るために設けられています。

元々エブリイは足もとが狭いということもあり、鉄管で繋がっているブレーキペダルも止まることで、これ以上ドライバー側に来ないような構造になっています。

フロントシートは必要最低限の調整でも十分

こちらは運転席。

シート調整は前後スライドとリクライニングの4way式手動調整シートで、上下昇降調整は不可能。

エブリイのコックピット周りもチェック

コックピット周りはこんな感じ。

普段はステアリングホイールに搭載された多機能スイッチがあるものがスタンダードなのですが、こうしてスイッチが何一つないシンプルなハンドルを見ると、「ゴチャゴチャしていない」という謎の安心感があったり。

ただ、ハンドル位置は上下のチルトのみで、前後のテレスコピック調整は不可能。

こちらはウィンカーレバーですが、オートヘッドライトの義務化により「AUTO」がスタンダードになっていますね。

メーターはシンプルなアナログタイプ。

必要最低限の情報でわかりやすいですし、レッドラインが7,000rpmまで回せるのも中々にユニーク。

運転席のみシートヒーターが備わっているのはグッド!

そして、こちらも注目すべきが「運転席のみ」シートヒーターが標準装備されていること。

基本的に一人で乗ることが多い商用バンだからこそ、助手席側には敢えて設けず運転席のみというのも魅力的。

特にちょっとした近場移動のときに、エアコンだとすぐに暖まらないため、シートヒーターですぐに暖まりたい!という方には有難い機能ですね。

軽バンでもディスプレイオーディオがメーカーオプション設定可能に

続いて、センターインパネ周りを見ていきましょう。

Jリミテッドでは、メーカーオプションとしてバックアイカメラ付ディスプレイオーディオが選択可能で、このオプションを選択すると、以下の機能がまとめて設定されるとのこと。

●ディスプレイオーディオ[7インチディスプレイ、AM/FMラジオ・スマートフォン連携機能付、Bluetooth対応]
●バックアイカメラ◎USBソケット
●USBソケット[Type-A]
●GPSアンテナ
●ハンズフリーマイク

ちなみに、JリミテッドではUSB Type-A/Type-Cの2種類が設定されていて、Type-Cは急速充電に対応しているため、短距離移動中でもスマホの充電ができるのは便利。

タバコの吸い殻入れ風に見立てたカード用の引き出しも

あと、USBポートの右側には、昔ながらのタバコの吸い殻入れがあるのかと思いきや…

名刺やカード類を収納するための引き出しのようですね。

配置も含めてちょっとユーモラスがあるのも、このあたりもスズキの魅力の一つだと思います。

更にその下には、ちょっとした小物類を収納するためスペースも確保。

2ページ目:特別仕様車エブリイ・Jリミテッドは、細部に渡っての装備も充実!N-BOXや新型ムーヴでは設定されていない「アレ」も標準装備に?