【独自速報⑫】日産の新型キックス (P16)のライバルはレクサスLBX?試乗したスタッフが驚いた静粛性と剛性向上。Bセグを超えた「楽しいSUV」の正体
新型キックス (P16)は、BセグメントSUVというカテゴリーを超えたSUVになるかもしれない?
2026年5月に発表予定となっている、日産のフルモデルチェンジ版・新型キックス e-POWER (Nissan New Kicks e-POWER, P16)。
アメリカ市場向けに関しては、ガソリンモデルがラインナップされていますが、日本向けは排気量1.4L 直列3気筒自然吸気エンジンを発電機として、第三世代シリーズハイブリッドe-POWERのみをラインナップ予定。
更に、駆動方式も前輪駆動[2WD]をベースにしつつ、電動四輪駆動[e-4ORCE]もラインナップされる予定です。
そんな新型キックス e-POWER (P16)について、今回「独自速報・第12弾」として、更に踏み込んだ情報を入手しましたので、早速チェックしていきましょう。
新型キックス e-POWER (P16)は、パワフル&トルクフルだけでなく静粛性も高い
まず注目したいのが、新型キックス e-POWER (P16)の静粛性について。
前回のブログにて、キックスに搭載される第三世代e-POWERは、前輪駆動[2WD]モデルでモーター出力143ps/モータートルク315Nmと、トルクだけを見ればホンダZR-Vやプレリュード (Honda New Prelude, BF1)、更にはステップワゴン (STEPWGN)の2.0L e:HEVに匹敵するレベル。
そして、今回のフルモデルチェンジにて採用される電動四輪駆動[e-4ORCE]においては、後輪モーターのシステム出力68ps/システムトルク140Nmなので、雪道での走破性は更に向上しそうですね。
現行P15よりも、エンジン音は1.5dB抑えている
ただ、こうしたパワフルなスペックを持つとなると、どうしても発電用エンジン音が煩くなるのでは?と不安視する声も出て来ると思うんですね。
しかし日産は、そういった懸念点もしっかりと解消するため、現行P15よりもエンジン音を1.5dBも抑えているそうで、車内の静粛性も更に高めているとのこと。
1.5dBと聞くと、「その数値ってどれぐらい小さいの?」と思われる方も多いと思います。
この数値は、「何かが変わった」ことがギリギリ認識できる限界ラインなので、おそらく体感的には「そんなに変わってないんじゃないの?」と思う可能性もあるかもしれませんね。
新型キックス e-POWER (P16)に試乗された日産ディーラースタッフの感想をまとめてみる
ちなみに、私がいつもお世話になっている日産ディーラーの担当スタッフさんが、2026年2月に開催された先行試乗会に参加されたそうですが、試乗時の感想としては以下の通り。
■エンジン稼働する際の、車内に伝わってくるはずの振動がほとんど感じられなかった
■現行P15では、発電用エンジンのかかり始めでも明確に振動が伝わってきたが、新型ではその違いがわからないレベルで改善されていた
■新旧キックスの試乗比較でも明らかだったが、エンジン音は確かに抑えられているし、より「電気自動車に乗っているような感覚」が強まる
■比較対象は異なるかもしれないが、同じ発電用1.4L直3エンジンを搭載するセレナ e-POWER (C28)のエンジン稼働音の大きさとは別物だった
■新世代e-POWERの加速は力強く、少しアクセルを踏んだだけでフリクションを感じることなく加速していく感覚は新しい。これよりも更にパフル&トルクフルになる新型エルグランド e-POWER (E53)も楽しみに思えるほどだった
■オートブレーキホールド(ABH)解除してからの立ち上がりがスムーズで滑らかになっている。”ガクっ”と引っ掛かるような違和感が解消されたのは嬉しい
■新世代e-POWERは「乗って初めて良さがわかる車」だと思う。スペックや燃費の良さを伝えることは簡単だけど、この良さは試乗しないとわからない。だからこそ、購入を検討されている方には、是非とも試乗していただきたい
以上の通りとなります。
あくまでもエンジン音や静粛性、ちょっとした走りに限定したインプレッション内容ではありますが、総じて評価は高かったそうで、何よりも現行P15との静粛性や走り出しの違いは別物なのだそう。
キックスは、競合トヨタ・ヤリスクロス (Toyota Yaris Cross)やホンダ・ヴェゼル (Honda Vezel)、スズキ・フロンクス (Suzuki FRONX)を対抗とするBセグメントSUVではあるものの、質感の高さや走りの性能を見ても、車格が明らかに上がっているそうです。