【憤り】札幌で20系アルファードのタイヤ脱落事故。前日に交換したばかり…メディアが報じない『真実』と、オーナーが実践すべき防衛策とは?

当たり前に公道を走る車からのタイヤ脱落ほど、怖ろしいものは無い

2026年4月5日(日)の13時頃、北海道札幌市南区石山1条9丁目の国道にて、トヨタ20系アルファードと思わしき車両の「タイヤが脱落し、付近の車両にぶつかった」との事故ニュースが報道されました。

国内メディアSTV NEWSの報道によると、乗用車は国道を南方向に走行中、左後輪が外れ、左側を走行していた軽乗用車の運転席ドアに衝突したとのこと。

警察によると、対象のミニバンは前日となる4月4日(土)にタイヤを交換したばかりだったとのことですが、ここでいくつか気になる点があるのでチェックしていきましょう。


自身でタイヤ交換したのか、それともディーラーやカーショップでの交換作業だったのか

今回の報道で、全く明確になっていないのが「オーナー自身がタイヤ交換を行ったのか」、それとも「カーショップやディーラーなどで交換していただいたものなのか」ということ。

報道では、そのどちらかの情報が全く掲載されていない上に、「タイヤ交換時にナットのゆるみがないか確認するとともに、運転操作で違和感を覚えた際は、運転をやめ、車両を点検するように呼びかけています」と記載されていないのがモヤモヤするところ。

仮に自分自身でタイヤ交換したのであれば…

・ナットの装着忘れだったのか
→装着せずに走らせたのであれば、走行中の異音であったり、違和感はなかったのか?

・ナットの増し締め忘れなのか(もしくは仮止めレベルだった恐れ)
→そもそもどのような交換作業を行っていたのか?

・指定トルクよりも弱い力で締め付けたのか
→そもそもトルクレンチを用いての交換作業だったのか

・車両年式が古いため、タイヤのボルト劣化であったり、別の理由で外れた恐れはないか
→これまで、足回りやタイヤの不具合などは無かったのか

以上の通り、色々と考えられることが多いんですね。

一方で、最寄りのディーラーやカーショップなどでタイヤ交換を依頼した場合だと、上記の内容はもちろんのこと、誰が作業を実施したのか、最後の増し締め対応などは行ったのかなど、店舗としての責任問題が発生するため、これはこれで厄介な話になりそう。

現時点で、今回の報道では「前日にタイヤ交換した」という事実だけが掲載されており、そもそもの原因ともいえる「何が原因でタイヤが脱落してしまったのか?」といった具体的な情報を明記すべきですし、結果としてドライバーだけでなく、販売店やカーショップの整備士さんへの注意喚起にもつながるんですよね(メディア/マスコミの情報発信力が全く活かされていない)。

本来、メディア/マスコミの最大の強みって、そういった現場で取材だったりするわけですが、ただ単に事実だけを記載するのは、もはやメディア/マスコミとして機能していないのと同じ。

「事実」と「真実」は大きく異なるわけですから、二度と同じことが起きないためにも、この先も取材は進めていくべきだと思っています。

2ページ目:販売店やカーショップでのタイヤ交換で注意すべき点や、オススメしたポイントは?