スズキ・ジムニーやプジョー3008、メルセデスベンツAクラス/Bクラスに7万台超えの大量リコール!サスペンションの不具合でスプリングが折損する危険性有り

リヤシート不具合で最悪の場合、安全に座れない恐れアリ

続いては、プジョー3008の1車種・計258台にリコール。

リコール内容としては、リアシートにおいて設計での検証が不十分なため、リアシート取付ボルトの締付トルクが不足しているとのこと。

そのため、走行中の振動等により当該ボルトが緩みリアシートフレームの溶接部が破断して、最悪の場合、乗員が安全に着座できないおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをしっかりとチェックしていこう!

なお、気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故や不具合は発生しておらず、本国からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[3008]
・ABA-P845G01/VF3M45GZWGS210906~VF3M45GZWHS040191/平成29年2月22日~平成29年4月10日/258台

改善措置としては、全車両、リアシート取付ボルトを対策後のトルクで締め付け、リ
アシートフレームに損傷がみられる場合は、リアシートフレームを新品に交換するリコール作業を実施するとのことです。


ターボチャージャー関連の不具合により、火災発生の恐れアリ

最後はメルセデスベンツ・Aクラス/Bクラス等の3車種・計401台にリコール。

リコール内容としては、ターボチャージャーのオイル供給ホースにおいて、製造機器の保守管理が不適切なため、カシメ不良が発生しているものがあるとのこと。

そのため当該箇所からオイル漏れが発生し、最悪の場合、漏れたオイルが排気管に付着することで火災に至るおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをしっかりとチェックしていこう!

なお、気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故や不具合は発生しておらず、ドイツ本社からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[A180]
・5BA-177084/WDD1770842V052118~WDD1770842V053037/令和元年 12 月 20 日~令和2 年 1 月 24 日/99台(右ハンドル)

・5BA-177084/W1K1770842V053056~W1K1770842V055899/令和2 年 1 月 6 日~令和2 年 2 月 12 日/86台(右ハンドル)

・5BA-177084/W1K1770842J183423/令和2 年 1 月 17 日/1台(右ハンドル)

[A180セダン]
・5BA-177184/WDD1771842J169881~WDD1771842J176437/令和元年 12 月 17 日~令和2 年 2 月 1 日 /72台(右ハンドル)

・5BA-177184/W1K1771842J174713~W1K1771842J186578/令和2 年 1 月 6 日~令和2 年 2 月 18 日 /44台(右ハンドル)

[B180]
・5BA-247084/WDD2470842J088412~WDD2470842J091633/令和元年 12 月 9 日~令和2 年 2 月 1 日/85台(右ハンドル)

・5BA-247084/W1K2470842J091866~W1K2470842J096274/令和2 年 1 月 6 日~令和2 年 1 月 17 日/14台(右ハンドル)

改善措置としては、全車両、オイル供給ホースの製造日を確認し、該当する場合は当該ホースを良品に交換するリコール作業を実施するとのことです。

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Reference:国土交通省①国土交通省②国土交通省③