三菱i-MiEV/スズキ・キャリー/オペル・アストラに10万台近くの大規模リコール!停車後にPレンジにシフトすると走行不能になる恐れアリ

最悪の場合オイル漏れが発生する恐れも

続いては、スズキ・キャリィ/日産NT100クリッパー/マツダ・スクラム/三菱ミニキャブの4車種・計82,590台に大量リコール。

リコール内容としては、燃料タンクにおいて車体への取付部位の強度が不足しているため、走行中の振動により当該取付部位付近に亀裂が発生するものがあるとのこと。

そのため、そのまま使用を続けると亀裂が進行し燃料がにじみ出ることがあり、最悪の場合、滴下するおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをしっかりとチェックしていこう!

なお、気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故は発生していないものの、不具合は既に18件発生しており、市場からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[スズキ・キャリィ]
・EBD-DA16T/DA16T-100105~DA16T-169667/平成 25 年 9 月 4 日~平成 26 年 8 月 19 日/68,961台

[日産NT100クリッパー]
・EBD-DR16T/DR16T-100009~DR16T-106492/平成 25 年 11 月 1 日~平成 26 年 7 月 29 日/6,484台

[マツダ・スクラム]
・EBD-DG16T/DG16T-100004~DG16T-103704/平成 25 年 9 月 4 日~平成 26 年 7 月 28 日/3,701台

[三菱ミニキャブ]
・EBD-DS16T/DS16T-100002~DS16T-103445/平成 26 年 2 月 3 日~平成 26 年 7 月 28 日/3,444台

改善措置としては、全車両、燃料タンクを対策品に交換するリコール作業を実施するとのことです。


こればかりは、どうすることもできないエアバッグ関連のリコール

最後は、何とも珍しいオペル・アストラ/ベクトラの2車種・225台にリコール。

リコール内容としては、運転席側のエアバッグのインフレータ(膨張装置)において、環境温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化することがあるとのこと。

そのため、エアバッグ展開時にインフレ-タ内圧が異常上昇してインフレータ容器が破損するおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをしっかりとチェックしていこう!

なお、気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故や不具合は発生しておらず、本国メーカーからの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[アストラ]
・GHAH04Z18/W0L0AHL4855167300~W0L0AHL4865081322/平成17年5月16日~平成18年4月5日/143台

・GHAH04Z18W/W0L0AHL3555122192~W0L0AHL3565059139/平成17年5月6日~平成17年12月19日/46台

・GHAH04Z20/W0L0AHL3555148954~W0L0AHL3555178386/平成17年5月6日~平成17年10月14日/4台

・GHAH04Z20W/W0L0AHL4865010915~W0L0AHL4855153475/平成17年5月6日~平成17年6月3日/24台

[ベクトラ]
・TA-Z02Z22/W0L0ZCF6861035330~W0L0ZCF6861038125/平成17年12月19日/8台

改善措置としては、全車両、運転席側エアバッグユニットの部品番号を確認し、交換対象部品の場合は対策品に交換するリコール作業を実施するとのことです。

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Reference:国土交通省①国土交通省②国土交通省③