驚かさないでくれ…フルモデルチェンジ版・日産の新型エクストレイルは日本市場でも発売されるぞ!時期は2022年3月末…新型フェアレディZ(400Z)と同じ時期に登場するようだ

いよいよ日産公式も、新型エクストレイルに関して具体的な情報を公開してきた

2021年の日産は、3ナンバー&プレミアムコンパクトの新型ノート・オーラをはじめ、新世代ピュアEVクロスオーバーの新型アリア、新型フェアレディZ、ルークスベース?の軽EVなどが発表・発売予定となっていますが、その中でも更に期待が高まっているのがフルモデルチェンジ版・新型エクストレイル。

既に北米市場では、新型ローグ(New Rogue)として2020年10月末頃より発売されていますが、これの日本市場向けとして、いよいよ2021年秋頃より生産スタート予定となっています。


新型エクストレイルには、ガソリンとe-POWERの2種類がラインナップ予定

日本経済新聞によると、日産九州の冨山隆 社長が「2021年の秋ぐらい」に新型エクストレイルの生産をスタートする予定と語っていて、月数千台の受注が入ることも予想しているとのこと。

日本国内だけでなく、北米市場でも高い人気を得ているミドルサイズSUVとなりますが、競合はトヨタ新型RAV4だと思われ、パワートレインもガソリンとハイブリッドe-POWERの2種類をラインナップしてくると予想。

なお新型エクストレイルの具体的なパワートレインについては明らかになっていないものの、過去に掲載された日刊工業新聞の情報によれば、日産の新技術となる可変圧縮比(VCR)を採用した、排気量1.5L 直列4気筒VCRエンジンを搭載し、ここに同社のハイブリッド技術となるe-POWER技術が組み合わさるとのこと。

なおハイブリッドパワートレインは、2021年内に欧州市場でも販売される新型キャッシュカイ(New Qashqai)にも設定予定とのことで、システム総出力190hpを発揮するそうです。

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新型エクストレイルのPHEVモデルは、今のところ市販予定は無し?

なおプラットフォームについては、既にその姿が明らかになっている三菱のフルモデルチェンジ版・新型アウトランダーPHEV(Mitsubishi Outlander PHEV)と共有し、同車と同じPHEV技術が採用されるとの情報はあったものの、これについては国内販売の可能性が低く、海外市場主体で展開されるかもしれないとのこと。

ちなみに、このPHEVモデルが日本市場にて販売されない理由については、自動車情報マガジンXによれば、”三菱の国内販売をジャマしないため”であるとして、販売台数の低い三菱にとって重要な立ち位置になっているアウトランダーPHEVは、今回のフルモデルチェンジにより更に商品力を大きく高め、トヨタ新型RAV4 PHVに唯一対抗するためでもあるとして、むしろ日産は三菱の手助けをする方向にシフトするのかもしれません。

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新型ローグも将来的にはe-POWERグレードを追加ラインナップする?

なお日本経済新聞の情報によると、北米市場向けとして販売されている新型ローグは、今後アメリカやカナダ、メキシコ、グアムなどの6か国・地域だけでなく、2021年内に欧州やオーストラリア、東南アジアなどの15か国・地域に広げていくと語っているとのこと。

パワートレインについては、北米場向けと同じ排気量2.5L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載するガソリンモデルがメインになると思われるものの、欧州市場なども対象になってくるとなると、排ガス規制の絡みでハイブリッドが必須になってくると思われ、そうなると新型エクストレイル/新型キャッシュカイ同様の1.5L VCRエンジン+e-POWERモデルが追加されることも期待できそうです。

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Reference:日本経済新聞