ボルボXC40「制動力が低下」、プジョー508「エアバッグが作動しない」、DS3「燃料漏れ」、ダッジ・ナイトロ「エアバッグ展開でケガする」としてリコール!

接着不良により、最悪場合は燃料漏れの恐れも

続いてはDS3クロスバックの1車種・計251台にリコール。

リコール内容としては、燃料タンクにおいて製造工程が不適切なため、製造工程で素材に塗布する接着剤が不足しているものがあるとのこと。

そのため、接着が不十分な箇所から燃料が漏れるおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをしっかりとチェックしていこう!

なお、気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故や不具合は発生しておらず、本国メーカーからの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[DS3クロスバック]
・3BA-D34HN05/VR1URHNSSKW067793~VR1URHNSSKW112540/令和元年7月4日~令和2年6月22日/251台

改善措置としては、全車両、燃料タンクのシリアル番号を確認し、該当する場合は燃料タンクを良品に交換するリコール作業を実施するとのことです。


エアバッグ展開時にエンブレムやリテーナが飛散して乗員が負傷する恐れ

最後はダッジ・ナイトロ/クライスラー・グランドボイジャーの2車種・計2,083台にリコール。

リコール内容としては、運転者席側エアバッグカバーにおいて、作業管理が不適切なため、ブランドエンブレムを保持するリテーナが適切に取り付けられていないものがあるとのこと。

そのため、エアバッグ展開時にブランドエンブレムまたは当該リテーナが飛散し、最悪の場合、乗員が負傷するおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをしっかりとチェックしていこう!

なお、気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故や不具合は発生しておらず、本国メーカーからの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[クライスラー・グランドボイジャー]
・ABA-RT38/1A8GTH4109B504243~2A4PT6D1XAR320052/平成 20 年 02 月 01 日~平成 22 年 11 月 29 日 /468台

[ダッジ・ナイトロ]
・ABA-KA37/1D4P95GK0AW165928~1D8G958KX8W276350/平成 19 年 04 月 03 日~平成 24 年 04 月 26 日/1,615台

改善措置としては、全車両、運転者席側エアバッグカバーを点検し、リテーナが適切に取り付けられていない場合は、エアバッグカバーを対策品に交換し適切に取り付けられている場合は、予防措置としてリテーナ部に補強シートを張り付けるとのこと。

なお、交換用部品の準備に時間を要することから交換が必要なものについては、部品を用意できるまでの間は暫定措置としてブランドエンブレムとリテーナのみをエアバッグカバーから取外すとのことです。

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