フルモデルチェンジ版・レクサス新型NXの購入を考える②。有力候補はハイブリッドのNX350h F SPORT/NX350 F SPORT…但しちょっと残念なポイントも

新型NXのF SPORTグレードは標準装備が充実

引続きレクサス新型NXを検討していきましょう。

これは初代NXから引き継がれるものになりますが、新型NX F SPORTでは、F SPORT専用本革シート+電動パワーシート&運転席ポジションメモリー付きが標準装備され、更にフロントシートのみシートーヒーター&シートベンチレーションも搭載されます。
※但し、NX350h F SPORT/NX350 F SPORTにはリヤシートヒーターや電動リクライニング&格納機能はメーカーオプション扱いで、version Lは標準装備

この辺りの快適性能はかなり充実していて、同じF SPORTでも新型ISになってしまうと、合成皮革(L-Tex)が標準装備となり、F SPORT本革がメーカーオプションとなってしまうため、差別化と消費者有利な内容、そして新規顧客獲得に向けたレクサスの本気度が伝わってきますね。


F SPORTのホイールやメーカーオプション内容もチェックしていこう

20インチアルミホイール(F SPORT)

この他、F SPORTの足もとのアルミホイールは20インチブラック塗装が標準装備され、タイヤサイズも235/50R20インチと中々に太め。

あとはカラーヘッドアップディスプレイや、14インチワイドタッチディスプレイなどもF SPORTでは標準装備ではありますが、主に電子的な装備系については、結構メーカーオプション扱いになっているとのことなので、何でもメーカーオプションを設定してしまうととんでもない金額になるかもしれません。

そして個人的にちょっと嬉しいと思えるビークルイルミネーションコントロール(アンビエントライト)ですが、こちらはF SPORT/version Lのみ標準装備になり、ベースグレードではメーカーオプションの設定すら無いそうです。

そしてパノラマルーフもメーカーオプションにて準備されていますが、残念ながらNX450h+はリチウムイオンバッテリーなどを搭載している関係で、重量が相当に重くなることから装備できません(ムーンルーフも同様)。

残念ポイント:新型NX350hのガソリンの種類はハイオク

最後は新型NXの燃料の種類についてですが、ハイブリッドタイプのNX350hになると、新型RAV4/ハリアー(New Harrier)と同じ排気量2.5L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+電気モーターを組み合わせハイブリッドシステムではあるものの、トヨタとの差別化や出力の向上を目的とするためにハイオク仕様になります(RAV4/ハリアーはレギュラー仕様)。

「いやいや、レクサス買おうとしてる人間がガソリンの種類気にするなよ」と言われてしまいそうですが、この辺りは私だけでなく様々な方が気にされていることでもあるので、念のため忘備録という形にて記載しています(NX350ももちろんハイオクなので、そうなるとNX350hのうまみが減少してしまう)。

あとこれは余談ですが、エントリーモデルのNX250はレギュラー仕様となり、レクサス初となるプラグインハイブリッド(PHV)のNX450h+はハイオク仕様になります。

特にNX450h+の基本的なパワートレインは、RAV4 PHVと同じ排気量2.5L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+電気モーター+リチウムイオンバッテリーを搭載しますが、こちらもシステム出力を向上させ、更にトヨタとの差別化を図る意味でハイオク仕様、RAV4 PHVはレギュラー仕様というすみ分けになります。

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