日産が北米市場向けに2車種(トラック/SUV)のNISMO追加を検討との報道。いよいよフルモデルチェンジ版・新型ローグ/エクストレイルもしくはキックスにNISMO追加か?

続いてSUVのNISMO版には何が登場する?

そしてもう一つ気になるのが日産SUVモデルをベースとしたNISMO。

これについては様々な車種が予想され、そのなかの候補と言われるのが新型ローグ(New Rogue)/エクストレイル(New X-Trail)かキックス(New Kicks)、そして新型アルマーダ(Armada)。

アルマーダについては、中東市場向けとして販売されている新型パトロールNISMO(New Patrol NISMO)が存在するため、それの北米市場向けとして導入される可能性も非常に高そう。

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ただその一方で、北米市場での需要の高い新型ローグも十分候補には入っていて、これまで同車をベースとしたNISMOグレードが追加されていないことを考えると、かなり期待の持てる一台ではないか?とも考えたり。


日本市場向けも新型エクストレイルとして2021年3月末に発売予定

ちなみに日本名ではエクストレイルとして呼ばれていて、2022年3月末頃に発売予定となっていますが、その前にいち早く中国市場にて発表・発売され、以下の通り具体的な価格帯も明らかに鳴っています。

【中国市場向け・新型エクストレイルのグレード別価格帯一覧】

[2WDモデル]
◇ファッション・エディション(时尚版):約309万円(18.19万元)

◇コンフォート・エディション(舒适版):約326万円(19.19万元)
◇デラックス・エディション(豪华版):約339万円(19.99万元)
◇ラグジュアリー3列7席(豪华版 七座):約353万円(20.79万元)

[4WDモデル]
◇デラックス・エディション(豪华版):約361万円(21.29万元)

◇プレミアム・エディション(尊享版):約395万円(23.29万元)
◇プリビレッジ・エディション3列7席(尊享版 七座):約409万円(24.09万元)
◇エクストリーム・エディション(至尊版):約446万円(26.29万元)

パワートレイについて、北米市場向けの新型ローグでは排気量2.5L 直列4気筒自然吸気エンジンのみがラインナップされていますが、中国市場向けは排気量1.5L 直列3気筒VCターボエンジンが搭載され、トランスミッションはCVTのみ、駆動方式は2WD/4WDの2種類がラインナップされます。

なお1.5L VCターボエンジンは8:1と14:1の圧縮比を切り替える可変圧縮比エンジンで、最高出力204hp/最大トルク300Nmを発揮、燃費としては17.2km/Lとターボモデルにして中々の低燃費。

このエンジンを日本市場向けにも導入予定で、更にe-POWERシステムを採用した日本専売モデルになるとのことですが、現時点ではまだまだ詳細は明らかに鳴っていません。

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キックスNISMOの可能性も?

そして最後は北米市場向けとして販売されている新型キックス。

こちらはタイ/日本市場の様にe-POWERの設定はなくガソリンのみですが、現時点ではNISMOに関する情報は無し。

日本市場では既にオーテック(AUTECH)ブランドとしても販売されていますが、こちらも候補の一つとしてデビューする可能性も十分に考えられそうです。

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