フルモデルチェンジ版・三菱の新型アウトランダーPHEVを見てきた!総額約650万円でエアロパーツフル装備、そして内装は先進的で別物レベルに
三菱・新型アウトランダーPHEVのインテリアをチェックしていこう
ここからは、三菱・新型アウトランダーPHEVのインテリアを見ていきましょう。
内装もこれまでになく一気に先進的に進化した印象で、特に運転席のインフォテイメントシステムのコックピット感、そしてスタイリッシュで無駄なスイッチを配置しないセンターコンソールなど、この辺りの進化は目まぐるしいものがありますね。
こちらはステアリングホイール周り。
本革巻きで太めのグリップが印象的ですが、スイッチ周りを見ていくと日産と共有しているパーツが非常に多いですね。
ちなみに新型アウトランダーPHEVでは、プロパイロット(ProPilot)ならぬマイパイロット(MiPilot)が搭載されているため(右下のグリーンのスイッチ)、高速道路でのドライバーサポートに大きく貢献します。
国産車ではまだまだ少ない12.3インチフルデジタル液晶ディスプレイ
そしてメーター類はこんな感じ。
遂に三菱も12.3インチのフルデジタル液晶メーターを採用ですね。
レクサス新型NX/LXでさえも採用していないフル液晶メーターですからね…この辺りの先進性は素晴らしいところです。
基本的には日産の新型ノートオーラ(Nissan New Note Aura)や新型キャシュカイ(New Qashqai)と同じシステムで、左側にエコインジケーター、右側に速度メーター(180km/hまで)となりますが、まだまだフルデジタル液晶メーターを採用しているモデルは少ないですし、そういったなかで三菱初が新型アウトランダーPHEVだったというところに強いこだわりを感じたり。
なおメーターフードが備わっているため、おそらく光の反射には対応しているとは思うものの、陽射しなどの影響でメーターの視認性がどのように影響するのか気になるところです。
撮影する時間も少なく、ちょっとブレてしまっていますが、解像度は非常に高くて見やすく、液晶といえど眩しくないため、個人的に目に優しい印象を受けました。
インパネ周りもチェックしていこう
こちらはフローティングタイプの9インチナビゲーションディスプレイですが、ディスプレイ周りのフレームがかなり大きく、両サイドにダイヤルが設けられているため、ディスプレイ部分がちょっとこじんまりとした印象です。
その直下にはエアコン関連とシートヒーターを装備。
エアコン関連は、左右独立温度調整が可能になっているため、冬場夏場と適度な温度調整ができるのは嬉しいところ。
そしてこちらはセンターシフト周り。
カーボンファイバー調のオーナメントパネルが装備され、一気に高級感をアップ。
電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールド機能が備わっていますが、新型ノートシリーズのようにメモリー機能が備わっているのか気になるところですね。
ディーラーオプションにて、車内専用のイルミネーションライトも充実。
ドリンクホルダーにもブルーのイルミネーションアクセント付き。
シートの座り心地や圧迫感、運転席からの視認性はどうだ?
シートは人工皮革と合成皮革のコンビタイプとのことですが、実際に座ってみると非常に肉厚でクッション性も高い印象でした(正直先代のアウトランダーPHEVとは比べ物にならない)。
なお実際に運転席に座ってみると、天井の低さは感じられず、車内の圧迫感もありませんし、視界も広々としているので運転はし易そうな印象ではありました。
運転席は電動パワーシート、助手席は手動調整でちょっと残念ですが、そこまでシート調整を頻繁的に行わないのであれば、この組み合わせでも十分かもしれません。
後席の足元のスペースや広さもチェックしていこう
最後は後席をチェックしていきましょう。
後席はショルダー部分にリクライニング機能があり、1段階の調整が可能となっていました。
なお後席専用のセンターアームレストとドリンクホルダーカップも完備し、長尺物が積めるように4:2:4の可倒式というのも嬉しいポイントです。
なお、後席に座ってみてフロントシートバックと膝先のクリアランスはコブシ一個分程度。
身長182センチの私でも狭く感じず、天井の圧迫感も感じられなかったため、居住性としては十分だったと考えています。