えっ、また?フルモデルチェンジ版・スバル新型レヴォーグが4度目のリコール!今度は事故自動通報装置が通信機能に問題があったようだ
ほんの一部の車両の回線停止作業が不適切だった模様
スバルのフルモデルチェンジ版・新型レヴォーグ(Subaru New Levorg)の1車種・計16台にリコール。
新型レヴォーグが発表・発売されてから、これまでエンジンやブレーキ関連を中心に計3回のリコールが届け出されていますが、今回4回目は事故自動緊急通報装置(データコミュニケーションモジュール)に関する不具合のようです。
▽▼▽関連記事▽▼▽
不具合内容としては、テレマティクスシステムの構成部品であるデータコミュニケーションモジュールにおいて、回線停止作業が不適切であったため、通信機能を停止したものがあるとのこと。
そのため、緊急時に音声通話ができず、保安基準第43条の8(事故自動緊急通報装置の基準)に適合しないとしてリコールを届け出ています。
対象モデルをしっかりとチェックしていこう!
なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故や不具合は発生しておらず、社内からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数][レヴォーグ]
・4BA-VN5/VN5-002971 ~ VN5-029298/令和2年11月11日 ~ 令和3年8月3日/16台
改善措置としては、全車両、データコミュニケーションモジュールを良品へ交換するリコール作業を実施するそうです。
最悪の場合、後輪タイヤにオイルが付着して転倒する恐れ有り
続いては、ホンダの自動二輪モデルとなるCBR1000RR-Rの1車種・計1,474台にリコール。
不具合内容としては、原動機において、オイルクーラアウトレットパイプ樹脂ホース部の遮熱対策が不適切なため、1速ギヤの高回転域で先行の大型車等との車間距離が短い追従走行を行うと、排気管の輻射熱で当該ホースの表面部が溶融することがあるそうです。
そのため、そのまま使用を続けると、ホースに亀裂が発生し、エンジンオイルが漏れ、漏れたオイルが排気管に付着して発煙し、最悪の場合、オイルが後輪タイヤに付着して転倒するおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
対象モデルをしっかりとチェックしていこう!
なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故は発生していないものの、既に5件の不具合が発生しており、市場からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数][CBR1000RR-R]
・2BL-SC82/SC82-1000009~SC82-1001485/令和 2 年 3 月 31 日~令和 3 年 11 月 22 日/1,474台
改善措置としては、全車両、遮熱板を追加するとともに、オイルクーラアウトレットパイプを新品に交換するとのこと。
なお、改善措置用部品の供給に時間を要することから、使用者に当該不具合の内容を周知するとともに、1速ギヤでの走行に関する注意事項を案内し、準備ができ次第交換するリコール作業を実施するとのことです。