ワールドカーオブザイヤー2022にフルモデルチェンジ版・レクサス新型NXやトヨタ新型GR86、ホンダ新型シビックが2次選考に進出!国産モデルは僅か3車種のみ
ちなみに日本カーオブザイヤー2022に選ばれたのは日産の新型ノート
毎年開催されるワールドカーオブザイヤー(WCOTY)ですが、2021年は様々な新型車が発表・発売され、非常に多くの車両が先行の対象となる一方で選考基準もかなり厳しめ。
ちなみに日本カーオブザイヤー2022に選ばれたモデルは、日産のフルモデルチェンジ版・新型ノートシリーズ(Nissan New Note)でしたが、2022年2月8日に公開されたワールドカーオブザイヤー第2次選考には選ばれませんでした。
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なおワールドカーオブザイヤー2022の投票は、世界34か国・計102名のジャーナリスにより評価され、「価格」「安全性」「環境性」「コンセプト」等の計6項目の基準を最も満足するモデルが2022年4月に正式に決定するとのこと。
ワールドカーオブザイヤー2022の第二次選考に選ばれた10車種をチェックしていこう
早速、ワールドカーオブザイヤー2022の第二次選考に選出された10車種をチェックしていきましょう。
◇アウディQ4 e-tron
◇クプラ・フォーメンター
◇フォード・マスタング・マッハE
◇ヒュンダイ・アイオニック5
◇ヒュンダイ・ツーソン
◇ジェネシスG70
◇キアEV6
◇ホンダ・シビック
◇トヨタGR86/スバルBRZ
◇レクサスNX
以上が第二次選考に残った新型車10車種となります。
この中で日本メーカーは、ホンダ新型シビックとトヨタ新型GR86/スバル新型BRZ、そしてレクサス新型NXの3車種(厳密には4車種?)のみ。
それ以外においては、欧州メーカーがアウディQ4 e-Tronとクプラ新型フォーメンターの僅か2車種、韓国自動車メーカーがヒョンデ新型アイオニック5/ツーソン、ジェネシス新型G70、そして起亜EV6の4車種、最後はアメリカメーカーからフォード・マスタングマッハEの1車種のみとなっています。
こうしてみると、日本の自動車メーカーは決して全体的に少ないわけではなく、寧ろバランスとしては非常に良いほうで、反対にBMWやメルセデスベンツが第二次選考に残らなかったのは意外でしたね。
日本市場に再参入することが決定したヒョンデ新型アイオニック5も選出
あと個人的に気になったのは、2022年2月8日に(12年ぶりに)日本市場へと再参入することを明らかにした現代自動車(ヒュンダイ)あらためヒョンデ新型アイオニック5(Hyundai New IONIQ 5)。
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欧州市場では高い人気を得ている新型アイオニック5ですが、日本市場ではオンラインのみでの販売、試乗はカーシェア、そして日本国内ディーラー網を持たない「テスラの販売方式」を強く意識していますが、12年ぶりの再参入とはいえ、ほぼほぼブランド力としてはゼロからのスタートとなるため、果たしてテスラのように実力を付けられるかは微妙なところです。
2009年~2021年までのワールドカーオブザイヤー賞を受賞したモデルをまとめてみていこう
最後に、各年においてワールドカーオブザイヤー賞を受賞したモデル達は以下の通り。
2021年:フォルクスワーゲンID.4
2020年:起亜テルライド
2019年:ジャガーI-PACE
2018年:ボルボXC60
2017年:ジャガーF-PACE
2016年:マツダ・ロードスター
2015年:メルセデスベンツCクラス
2014年:アウディA3
2013年:フォルクスワーゲン・ゴルフ
2012年:フォルクスワーゲンup!
2011年:日産リーフ
2010年:フォルクスワーゲン・ポロ
2009年:フォルクスワーゲン・ゴルフ