フルモデルチェンジ版・レクサス新型NX350h F SPORTが納車されて4か月が経過!桜とのコラボショットもようやく実現…14インチディスプレイオーディオの不満点も

レクサス新型NX350h F SPORTを4か月所有してみて、改めて新世代14インチディスプレイオーディオは使い勝手が宜しくない

ここからは、レクサス新型NX350h F SPORTの14インチワイドディスプレイオーディオの使い勝手について、素直に感じたことをまとめていきたいと思います。

かなり辛口な内容になっていると思いますが、その点は予めご了承いただきますと幸いです。

エネルギーフローのデザインが酷いうえに、14インチ大画面の使い方を間違っているような…

まずは14インチの巨大なディスプレイオーディオにてチェックできるエネルギーフロー。

これは走行中の新型NX350h F SPORTが、どのようなモードで走行しているのか(EVのみ/ガソリンのみ/ハイブリッド走行/回生ブレーキによる充電/バッテリー残量はどれぐらい?など)を簡易的に表したエネルギーフローですが、なぜこれだけの画面サイズに「簡易的なフロー図しか描けなかったのか?」というのは疑問。

新型NXのハイブリッド性能としては十分なスペック・パフォーマンスを持つ一方で、アニメーションやデザインは恐ろしくチープなのが残念。

この点はもう少し頑張ってほしかったのと、なぜこのエネルギーフローがトヨタ/レクサス社内でOKが出たのかがちょっと疑問ですし、これだけのシンプルなアニメーションであれば、メーター内に集約できたのでは?と思う所。


タイヤ空気圧の画面の使い方も勿体ない気がする…

続いてはタイヤの空気圧。

これも14インチディスプレイオーディオに画面いっぱいで表示されていますが、「余白の方が多いんじゃない?」と思う程。

以前所有していた先代後期のNX300h F SPORTでは、運転席メーター内に上のような簡易的なイメージ図が表示され、各タイヤの空気圧が表記されていましたが、「敢えてディスプレイオーディオに移行する必要はあったのだろうか?」というのが正直なところです。

アクセサリーコンセントの電源元のON/OFFが非常に分かりづらい

そしてこちらもちょっと疑問だったのは、NX350hにて搭載されているアクセサリーコンセント(100V/1,500W)ですが、こちらも14インチディスプレイオーディオの「車両カスタマイズ」→「その他」に遷移しないと、電源元のON/OFF設定ができないということ。

ちなみに私が所有しているトヨタ新型ヴォクシー・ハイブリッド(Toyota New Voxy)だと、運転席の右下に「物理スイッチ」が設けられていて、そのスイッチで電源元のON/OFF設定が可能なのですが(1秒で操作できる)、なぜ新型NXではディスプレイオーディオ上での設定にしたのかは疑問。

この電源を探すのは決して容易ではなく(少なくとも2分近くかかった…)、しかもほとんど操作しないであろう「その他」の項目に設けているのは非常に残念と思う一方、年次改良やマイナーチェンジのタイミングで物理スイッチに変更した方が使い勝手は良いのでは?と考えたりもします。

ナビゲーションのルートオプションは決して親切ではない

最後は、過去のブログでもご紹介した新型NX/LX600などに搭載されているコネクティッドナビの使い勝手についてですが、これまでの行先指定(ナビ設定)では、「有料道路優先」「下道(一般道)優先」「距離優先」など色々な設定が可能でした。

しかしながら、新世代コネクティッドナビでは、上の画像の通り「推奨」「最短」「時間優先」「関東ETC2.0料金割引優先」と、中々に選択に困るものばかり。

特に関東圏じゃない方からすると、「関東ETC2.0~よりも、有料道路優先や一般道優先を選択できるようにしてくれ!」と思う方も多いと思いますし、「推奨/最短/時間優先」の何れかを選択しても、乗りたくもない高速道路に乗ってしまう恐れもあるため、この辺りはもう少し分かりやすいルート選択にした方が良いのでは?と思うのが正直なところです。

ちなみに「推奨」「最短」「時間優先」の何れかを選択したのちに、ルートオプションから「フェリー航路を避ける」「スマートICを利用しない」「季節規制区間を避ける」といった選択項目も出てきますが、ほぼ使うことは無さそうです…

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