トヨタ/レクサスが2022年GW後「2回目」の工場出荷目途一覧を更新!フルモデルチェンジ版・新型ノアに異変?新型ハリアーの納期も大変なことになっているようだ

2022-07-07

トヨタのラインナップモデルの受注一旦停止が増えてきたように感じられる

先程の工場出荷目途一覧より、トヨタ・コペンGR SPORTに関しては、遂に受注一旦ストップということになるわけですが、恐らく2022年内の一部改良に向けての生産調整に入っているものと予想されます。

そしてここに来て工場出荷時期に変化が入って来たのが、フルモデルチェンジ版・新型ノア。

新型ノア/ヴォクシーに関しては、主にハイブリッドモデルのメーカーオプションフル装備を対象に、概ね納期が1年以上となっていますが、今回新型ノアに限り、ガソリン/ハイブリッドモデル共に工場出荷目途が6か月以上に延びてしまったため、最低でも納期は7か月ほどになると考えられます。

既にバックオーダーも累計8万台を超えているとの情報ですが、あまりにも納期が長すぎることや、当初の納期予定月から半年以上も延びていたり、先行予約初日となる2021年12月に契約しても、未だ納車されていない方が多くいらっしゃるとのことで、まだまだこの問題を解決することは難しそうです。

(2023年)一部改良版・新型ハリアーは、既に納期1年以上?

そしてこれは工場出荷目途一覧には記載されていない情報なのですが、いつもお世話になっているトヨタディーラーの情報によると、2022年10月に一部改良予定となっている新型ハリアー(New Harrier)の納期が既に1年以上になっているとのこと。

あくまでも仮納期ではありますが、2022年5月中旬に注文した場合だと2023年8月以降になってしまう恐れも。

まさかハリアーで納期1年以上になるとは…誰も予想していなかっただけに、改めて部品供給不足や半導体の供給不足の怖ろしさ、そしてその重要性に気付かされた次第です。

これはトヨタだけに限らず、全ての自動車メーカーに言えることなので、部品不足や半導体不足を早期的に解消することは難しいとは思われ、まずはメーカーとディーラー、ユーザーとの密なコミュニケーション、そして情報の乖離が無いように定期的に情報更新していくのが重要ではないかと考えています。


レクサスの工場出荷目途一覧もチェックしていこう

ちなみにレクサスも、2022年5月20日に工場出荷目途一覧を更新していますが、こちらは特に大きな変化はなく、新型LX600以外は受注一旦停止状態となっています。

【レクサスラインナップの工場出荷目途一覧(2022年5月20日時点)】

◇LS500h/LS500:詳しくは販売店にお問い合わせください(受注一旦ストップ)

◇ES300h:詳しくは販売店にお問い合わせください(受注一旦ストップ)

◇IS350/IS300h/IS300:詳しくは販売店にお問い合わせください(受注一旦ストップ)

◇LC500h/LC500/LC500 Convertible:詳しくは販売店にお問い合わせください(受注一旦ストップ)

◇RC350/RC300/RC300h:詳しくは販売店にお問い合わせください(受注一旦ストップ)

◇RC F:詳しくは販売店にお問い合わせください(受注一旦ストップ)

◇CT200h:詳しくは販売店にお問い合わせください(2022年10月で販売・生産終了)

◇UX250h/UX200:詳しくは販売店にお問い合わせください(受注一旦ストップ)

◇UX300e:詳しくは販売店にお問い合わせください(受注一旦ストップ)

◇LX600:4年程度

◇RX450hL:3ヵ月程度 → 4ヵ月程度(受注一旦ストップ)

◇RX450h/RX300:詳しくは販売店にお問い合わせください(受注一旦ストップ)

◇NX450h+/NX350h/NX350/NX250:1年以上(受注一旦ストップ)

なおこれらの中でも最も注目したいのが、2022年6月1日に世界初公開予定となっているフルモデルチェンジ版・新型RX。

既にリヤビューもリークされ、ある程度のデザイン言語は明確になりましたが、あとは新型RXが発表・発売された後の納期がどこまで延びるのか、新型NXのように早期的に受注一旦停止となるようなトラブルが発生するのか?など、気になるポイントは多数。

価格帯やサイズ感も考慮すると、新型NXほどに注文が殺到することも考えにくいですが、新型NXや新型LXの納車待ちユーザーが、納車待ちの間に契約・購入することも十分に考えられるため、そうなるとオーダーが集中することも考えられそうです。

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