フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ヴォクシーが納車されて2か月が経過!「ファミリーミニバンの本質を知れた気がする」「意外にもホワイト系の新型ノア/ヴォクシーが多く納車されている」

2022-07-07

引き続き、トヨタ新型ヴォクシーが納車されて2か月後の雑感をチェック

街中でも少しずつ新型ノア/ヴォクシーを見かける頻度が多くなってきた

2022年1月にトヨタ新型ノア/ヴォクシーが発売されて4か月以上が経過しますが、ようやく街中でも(少しずつではありますが)公道を走る姿や駐車場にて目撃する頻度が増えてきました。

特にここ最近は、ホワイトパールクリスタルシャインの新型ノア/ヴォクシーを目撃する頻度が多く、発表前に何かとネガティブな意見が多かったホワイト系の新型ヴォクシーも、いざ実車を拝見してみると「結構イケてるやん」と思うことも。

グリッターブラックガラスフレークやアティチュードブラックマイカに比べると、”白黒のインパクト”がハッキリしている上に、膨張色としての効果もあって”よりワイド&ロー”に見えるため、更にモデリスタやGRパーツのフルエアロを装着したらカッコ良くなるんだろうなぁと思ったり。

「画像で見る姿」と「実車で見る姿」では全くイメージも異なりますし、何よりも見る角度によってその車の表情も変化してくるので、実車を見る前から画像だけで評価をするのではなく、「実車を見てみるまではわからない」と考えた方が良いのかもしれません。

少なからず、私はホワイト系の新型ヴォクシーの実車を拝見して印象が大きく変化しましたし、リフレクター式の三眼LEDヘッドライトとプロジェクター式の三眼LEDヘッドライトで表情や立体感も異なるので、この点は是非とも実車をチェックしてみてほしいところです。

目撃頻度が多いのは新型ヴォクシー/ノア・ノーマルボディ

少し話は変わってしまいましたが、ホワイトパールクリスタルシャインの新型ノア/ヴォクシー以外にも、アティチュードブラックマイカの個体も多め。

そして目撃頻度として最も多い車種がヴォクシーで、その次がノアのノーマルボディ、そして3番目がノアのエアロボディになるわけですが、ノア・エアロボディは全く見る機会が無く、ヴォクシーに比べて工場出荷目途や納車時期が少しずつ遅れてきているので、今では非常に希少な存在になっているのかもしれません。


価格面に対する乗り心地に課題はあるものの、家族で楽しめる車であることは間違いない

最後は新型ヴォクシーを所有してみての雑感ですが、実際にこのモデルを購入したときの総支払額は約500万円と非常に高額ではありましたが、結果的に2か月所有してみての総合的な評価としては高め。

特に「高額」と感じる部分に関しては、競合モデルのホンダ新型ステップワゴン(Honda New STEPWGN)には無いプロアクティブドライビングアシスト(PDA)や安心降車システム(SEA)、ヘッドアップディスプレイ(HUD)といったサポート機能・快適機能が充実していながらも、2列目以降からの走行中の突き上げが目立ったり、ある一定の速度域に達するとセンターテーブルに置いた後席ディスプレイのリモコンや、作業用PCのマウスがガタガタと振動するなど、「もうちょっと頑張ってほしかった」という部分も多いのは確か。

新型ノア/ヴォクシーはミドルサイズミニバンとしての立ち位置を把握している

とはいえ、新型ノア/ヴォクシーはあくまでも「家族を支えるためのミドルサイズミニバン」であるため、それ以上の快適性や安定感、そして上質な乗り心地を求めるのであれば、ラージサイズミニバンのアルファード(ALPHARD)/ヴェルファイア(VELLFIRE)へとステップアップしてほしいというトヨタからのメッセージにも思うので、あくまでも新型ノア/ヴォクシーの立ち位置を踏まえた上で考慮すると「十分すぎるミニバン」だと考えています。

ミドルサイズミニバンの本当の良さは「家族との時間をより良いものにしてくれること」

このモデルの本質として、「新型ノア/ヴォクシーを所有したときの、家族のライフスタイルにどのような影響を与えてくれるのか?」を考えた時に、「ノア/ヴォクシーに乗るときに家族が喜んでくれる姿」「車内でも家族の時間を充実にさせてくれる快適空間」「自然と笑顔になれる」といった本来あるべき姿を体感できているため、私としては”ここまで完成度の高いミニバン”に出会えたことに心から感謝していて、ミニバンの本当の良さを知ったような気がします。

同じことの繰り返しになってしまい大変恐縮ですが、改めて新型ヴォクシーの総合的な評価は非常に高いと考えています。

新型ノア/ヴォクシー関連記事