これ本当?ビッグマイナーチェンジ版・日産の新型フェアレディZ(RZ34)が2022年7月末で受注終了の恐れ…納期はトヨタ新型ランクル300/レクサス新型LX600よりも更に長くなるとの噂も

2022-07-19

日本仕様の日産・新型フェアレディZはいつ頃に納期が判明するの?

そうなると、ここで最も気になるのが「特別仕様車フェアレディZ Proto Specに当選したユーザー、先行予約初日に標準グレードを購入・契約したユーザーにはいつ納車されるのか?」ということですが、これについては2022年7月~8月頃に明らかになる予定(当初の2022年7月上旬の「2022年度の生産見込み」の話はどこへ…)。

いよいよユーザー対象の納車に向けて、具体的な情報が展開されるものと考えられますが、一方で心配なのは部品供給不足や半導体の供給不足で、生産が大幅に遅れてしまう恐れがあること。

こればかりは、どの自動車メーカーも同じことが言えるので致し方ないところですが、もともと月産台数の少ないフェアレディZですから、従来の車両よりも大幅に遅れるということも考えられるかもしれません。

今後も具体的な情報が展開されれば、当ブログにてご紹介できればと思います。


アメリカでは新型フェアレディZの販売条件はかなり厳しかった

続いて、アメリカの日産ディーラーにおいて、新型フェアレディZの販売・割り当て台数に関する条件が記載された書類が、海外フォーラムサイトにてリークされています。

このリーク書類は、アメリカのとある日産ディーラーの従業員がリークしたもので、「販売店によって新型フェアレディZを販売できる台数が異なる」とのこと。

具体的な条件は以下の通り。

①:エントリーグレードSportと上位グレードPerformanceに関しては、販売店が2018年1月~2022年12月までに370Z/Z34を販売したことのあるディーラーにのみ振り分ける。一定期間が過ぎた後、最低1台は振り分けられる

②:①の期間までに、370Z/Z34を10台以上販売したディーラーは、SportとPerformanceだけでなく、特別仕様車Proto Specも1台販売できる

③:①の期間までに、370Z/Z34を30台以上販売したディーラーは、SportとPerformanceだけでなく、特別仕様車Proto Specを2台販売できる

④:特別仕様車Proto Specは240台のみの限定モデルとなる

⑤:新型フェアレディZの発売は2022年8月を予定し、まずはProto Specから優先、その後SportとPerformanceを販売する

⑥:全グレードの販売が開始された後、90日が経過してから通常の割当方法に戻す

こうして見ると、ディーラーにとってはかなり厳しい制約が設けられていますが、その一方で「①~⑥の厳しい制約を設けなければならないほどに、生産数が極端に少ない(生産できる台数が少ない?)」ことを意味しているのかもしれません。

幸い、日本市場では上記の条件は設けられておらず、特別仕様車Proto Specも240台抽選限定での販売でしたが、先述にもある通りバックオーダー数が5,000台を超え、とんでもない長納期状態になることを考えると、アメリカ同様に新型フェアレディZは簡単には購入できない幻のモデルとなるのかもしれません。

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Reference:CarBuzz