遂に来た!(2022年)日産の新型GT-R 50 by Italdesignが中古車サイト・カーセンサーにて販売中!新車価格で約1.4億円…おそらく2億円超えの可能性も?

一つ一つ手作りで仕上げられる日産GT-R 50 by Italdesign

引き続き、カーセンサーにて販売されている日産GT-R 50 by Italdesignを見ていきましょう。

こちらはリヤクォータービュー。

まるでコンセプトカーのような立体的な作りですね。

ちなみにこのモデル、イタリア・ピエモンテ州トリノのモンカリエーリにて、一つ一つ手作業で作られている上、その作業工程は複雑で時間も相当にかかるとのことで、車両本体価格が日本円で1億円以上になるのも納得。

ボディカラーやアクセントカラー、足もとのホイールデザインなど、一つ一つがオーナーの好みに合わせて選択できるのですが、ビビットカラーのような個体は極めて少なく、どちらかというとブラックやガンメタ系、ホワイト系と極めてシンプルなカラーを選択する例が多いようです。


フェラーリやマクラーレンのハイパフォーマンスモデルに匹敵するスペック

リヤビューから見た姿はR35 Nismoの面影がある一方、”Nissan”エンブレムは新世代ではなく旧世代のまま。

そして気になるパワートレインですが、GT-R R35 Nismoをベースした排気量3.8L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、ターボチャージャーやピストン、コネクティングロッド、クランクシャフト、燃料噴射装置、カムシャフト、触媒などエンジン部品の約12%が新開発。

その結果として最高出力720ps/最大トルク780Nmとフェラーリ488ピスタ/マクラーレン720Sといったスーパーカーに匹敵するパフォーマンスを持ち、トランスミッションは6速DCTに強化され、駆動方式はもちろん四輪駆動(AWD)のみをラインナップします。

内装はR35 Nismoをベースに大きな変化は特に無し

内装は極めてシンプルですが、配色はレッドを基調としながらもブラックのアクセントを加味したスポーツ仕様。

エアコンの吹き出し口周りなどもオシャレなレッドに加飾されますが、基本的にはR35をベースにしていることもあって新鮮味は薄めかもしれません。

シート表皮はアルカンターラと本革のコンビタイプに見えますが、新車未登録らしく、シートカバーなどは一切剥がされていないまま。

この状態がいつまで続くかはわからないものの、芸術品という形で長期的に保管されることも考えられるかもしれません。

メーター類もシンプルなアナログタイプで、メーター速度は340km/hまで、背景はカーボンファイバパネル、そして加速度メーターの背景は刺激的なフルレッド(さりげなくNismoのロゴ付き)。

フローティングタイプのディスプレイもほぼ流用といったところでしょうか。

中古車価格は2億円超えの可能性も?

最後に気になるGT-R 50 by Italdesignの中古販売価格ですが、残念ながら「応談」で具体的な価格は不明ながらも、昨今のGT-R R35 Nismoの中古販売価格が約6,000万円にまで到達しているのを見るに、おそらくこの特別モデルも50台限定というプレミア価値を考慮すると、約2億円に到達するのではないかと推測しています(っというか最近の中古車相場バブルを見るに、何を購入するにしても新車より高額なのはちょっと歓迎しづらい)。

[追記]オートパンサーさんより回答いただき、販売価格は2億円(税抜き)とのことでした。

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Reference:カーセンサー