恐るべしフルモデルチェンジ版・レクサス新型NX…先行予約開始の2日後に購入した方でも2023年モデルにスライドする可能性。これだけ長納期でもキャンセルは1割にも満たない模様

レクサス新型NXは「長納期であっても待つ」お客さんが非常に多い

そしてこれも私がお世話になっているレクサスディーラーでの情報になりますが、新型NXを契約している方のほとんどが、「長納期であっても待つ」という方が多く、途中キャンセルされた方は全体の1割にも満たないとのことでした(実際に納車された身からすると、長納期でも待つ価値は十分にあるほど完成度も満足度も高い)。

参考までに、納期5年以上と言われている新型LX600は、「いつ納車されるかわからないが気長に待つ」という方が非常に多いそうで、途中キャンセルされている方は0%。

この点は同じレクサスブランドであっても、車種・サイズによって使用用途や客層も若干変化してくるのだと思われ、しかし何れも数年単位の長納期モデルであることに変わりないですから、それで待ち続けるということは、「待ってでも乗りたい車」「待ち続けた分だけ歓びの大きい車」という風に思われている車種なのかもしれません。

ただ残念ながら、その一方で新型NXが納車されて僅か1か月以内に売却されている方も少なくはなく(新型LX600も業者オークションに出品された例も増えている)、結果的に新車総額よりも売却されていることを考えると、もしかすると転売目的の方も少なくはないのかもしれません。


新型NXは限られた環境で生産されていることは確か

あとこれは前回のブログでもお伝えしましたが、2022年10月「1回目」のトヨタ/レクサス工場生産・稼働停止計画において、新型NXを製造するトヨタ自動車・田原工場/トヨタ自動車九州・宮田工場では、最大計5日間の稼働停止が予定されています。

ただその中身を見ていくと、停止期間のなかには土曜日も含まれているので、休日を返上してでもフル稼働していることも明らかになっていますから、新型NXが全く生産されていないというわけではなく、今部品・半導体を最大限活かせるようなモノづくりを進めているのではないかと思われます。

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