日産ファンも激怒!米正規ディーラーがビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ(RZ34)が日本円で約1,900万円にて転売。まさか正規販売店でここまで転売が横行するとは…

これもまた凄いな…約1,900万円もする日産の新型フェアレディZ(RZ34)

そしてこちらが、別の正規日産ディーラーにて販売されていたという日産の新型フェアレディZ(RZ34)。

画像を拝見する限りだと、ボディカラーはイカズチイエロー×スーパーブラックルーフの2トーンカラーで、内装色はブラックオンリーのようにも見えますし、特別仕様車Proto Specのブラック×イエローのようにも見えますね。

グレードについては明らかになっていないものの、マークアップが+60,000ドル(日本円に換算して約877万円)であることから、既にこの時点でProto Specの車両本体価格を上回っていることがわかりますね。

そして、諸々のディーラーオプションなども加味しての総額が129,999ドル(日本円に換算して約1,900万円)とのことで、もはや2022年モデルの新型GT-R R35 T-Specが購入できるレベル。


SNSでは日産&フェアレディZファンが激怒

こういった正規ディーラーとは思えない悪質な高額転売について、新型フェアレディZの専用コミュニティサイトでも多くのファンが激怒しており、「日産は本当に売る気があるのだろうか?」「フェアレディZにそこまでの価値は無い。半導体不足などを理由に何でもかんでも高値で転売するな」「ディーラーのやっていることは悪質」などのコメントが多数。

ちなみに日本国内の業者オークションにおいても、新型フェアレディZが次々出品されていて、案の定6速MTモデルは1,000万円近くまで跳ね上がり高額落札が続いていますが、一方で9速ATは希望落札額に到達せずに流れることもあるようです。

とはいえ、9速ATでも約900万円近くまで入札されることを考えると、新型フェアレディZの希少性は相当に高いと考えられる一方で、この状況を食い止めることは到底難しいとも考えられ、そもそも「新車登録後の半年間の転売・輸出禁止」といった同意書・誓約書の効果は全く発揮できていないことが改めてわかりますし、本当に欲しいユーザーのもとに届かず、法外な金額にて取引されていることは非常に残念に思います。

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Reference:Facebook, CARSCOOPS