【禁断の比較】フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ヴォクシー&シエンタ並べてみた。数字では同じ最低地上高なのに、見た目ではヴォクシーの方が圧倒的に低い件

(続き)トヨタ新型ヴォクシー&シエンタを並べて比較してみよう

引き続き、トヨタ新型ヴォクシーとシエンタを並べて比較していきましょう。

足もとのタイヤホイールサイズも見ていくと、ヴォクシーが17インチで、シエンタが15インチですが、どちらも切削光輝+ブラック塗装のデュアルトーンタイプということもあり、ダイナミックさとスポーティさの両方を備えているところはグッド。

それぞれを単体で見ると、タイヤハウスのクリアランスは大きく見えるようにも思えますが、こうして2台並べてみると、何れもちょっと低めに感じるところ。


両車ともに最低地上高は140mmだが…?

ちなみに真正面から見てみるとこんな感じ。

こうして並べてみると分かりやすいのですが、何れも同じ最低地上高140mmでもヴォクシーの方がかなり低く見えますね。

おそらくはメッキ加飾のグリルフレーム 兼 ロアスポイラーの影響が大きいと思われ(主張がかなり強いな…)、一方でシエンタのロアスポイラーはブラックで影と同化しているからだと考えられます。

この他にも、ヴォクシーのフロントバンパーの形状がより角ばった(別の言い方をするエラが張っている)状態になると、同じ最低地上高140mmでも、更にワイド&ローに見えるというのも視覚的な効果が影響しているためだと予想。

それにしても…まさかここまで低さが異なるとは予想もしていませんでしたし、ヴォクシーって数値で見る以上にかなり低いんですね。

実際に並べてみるまでは、お互いサイズ感が異なったりヘッドライト意匠やグリルデザインが異なったり、あとはハイブリッドモデルであっても、シエンタの場合はトヨタのCIマークエンブレムの背景がブルーではなくブラックに統一されるなど、そういったポイントばかりを見ていました。

ただこうして実際に並べてみないとわからないところも多く、今後はクリエイターさんの協力を得てYouTube動画でも紹介・インプレッションできればと考えています。

テールランプ意匠は異なるが、お互いリヤウィンカーは非LED

リヤテールランプも全くデザインが異なり、シエンタは縦型基調で背高い印象を与えながらも、ヴォクシーは水平基調の一文字テールランプでワイド感を演出。

何れもリヤウィンカーは非LEDのバルブ式ですが、ヴォクシーの方がテールレンズがダークスモーク化しているため(もちろん純正フルノーマル)、ウィンカーの見やすさ・主張という点ではシエンタの方が見やすいかもしれませんね。

あとリヤクォータービューからの眺めで申し訳ございませんが、トップルーフの水平ラインはヴォクシーの方が長く、より箱型に近いスタイリングに対し、シエンタはどちらかというとミニバンというよりもMPVやSUVを足して2で割ったようなイメージ。

ヴォクシーは角ばった印象で、一方のシエンタは丸みを帯びたコロンとしたボディなので、先ほどのフロントマスクの顔つき含めて全くの別物。

燃費も10km/L以上異なる

なお参考までに、両車ともにエアコンは使用せず、お互いほぼ同じ速度で2台で走行していたところ、復路20kmぐらいの距離での燃費を比較してみた結果、シエンタは36.3km/Lに対し、ヴォクシーは24.7km/Lという実燃費でした。
※いずれもトヨタオーナーズアプリ「MY TOYOTA+」のマイカーログより

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