フルモデルチェンジ版・トヨタ新型シエンタでの雪道＆スタッドレスタイヤインプレッション！乗り心地は？サイドミラーの”プルプル”振動が少し気になる？

2022-12-20

(続き)トヨタ新型シエンタでの雪上走行インプレッション

引き続き、トヨタ新型シエンタでの雪上走行インプレッション。

雪道でのパノラミックビューモニター[PVM]の使い勝手は？

ちなみにこちらが、雪上でのパノラミックビューモニター[PVM](床下透過表示機能付き)。

そこまで多くの雪をかき分けて走行したわけではないため、カメラ映像は非常にキレイですが、パウダー状の雪上を走行した場合は、雪がカメラなどに付着して画面が見えなくなる恐れがあるため、おそらく冬場はほとんど使い物にならないことも考えられそう？

しっかりと雪かきされたスーパーなどの駐車場でバック駐車する際のPVMも見ていきましょう。

雪国あるあるだと思いますが、ある程度雪かきされていても、バック駐車する際に「駐車の枠線」がほとんど見えず、駐車位置がどんどんとズレていくというシーンをみかけたことがあるかと思います。

こうしたシーンでも、床下透過表示機能付きのPVMだと車体が動いているときは「車体が透明」になるため、しっかりと車体の下部の路面状況や「白線を跨いでいないか」「縁石とタイヤが接触しているか」「雪と接触する距離感はどれぐらいか」といった多くの情報量を一目で確認できるのも、この機能の魅力の一つ。

こんな感じで、雪と道路との境目を確認することができますし駐車も楽々。

撮影時はまだ本降りではなかったため、今後更に積もることが予想されますが、その時のPVMのカメラ精度(そもそも使えるのかどうか)などもインプレッションしたいところです。

雪上走行時に顕著に表れるサイドミラーの振動

そして雪上を走行していて個人的に気になったのがサイドミラーの”プルプル”とした振動。

雪上を走行していると、ほぼデコボコの路面を通過するため、建付けのパーツが振動するのは仕方ないと考えていますが、運転席と助手席両側のサイドミラーガラスがプルプルと振動するのは気になるところ。

ちなみにこの振動、雪が積もっていないときでも発生していたので「仕様なのかな？」と思っていましたが、雪上だとその振動がより顕著に表れて「外れないだろうか？」と心配になるほど。
※別に所有する新型カローラクロス(New Corolla Cross)や新型ヴォクシー(New Voxy)では振動は見られなかった

全てのシエンタで同様のことが起きているかまではわからないものの、初期ロット特有のものなのか、それとも元々の仕様なのか、この点は個人的に気になるところです。