フルモデルチェンジ版・レクサス新型NX/LX600/UX/ESのOTAアップデートが2023年2月1日より配信スタート!トヨタ同様に「PA/SA/ICの到着予想時刻」が追加など

OTAアップデート後により、各項目はどのように変更・改良された?

ここからは、トヨタ/レクサス対象車のOTAアップデート後の詳細を一部チェックしていきたいと思います。

エネルギーフロー画面の改善(UX, ES)

まずレクサス新型ES300h/UX250h専用のエネルギーフロー図ですが、基本的にはNX350hやトヨタ新型シエンタ/ノア/ヴォクシー/クラウンクロスオーバー/カローラシリーズのハイブリッド(HEV)モデルと同じように、アンダーカバーが追加されるのみとなります。

今後のアップデート次第では、ディアゴスティーニのようにどんどん形あるものへとアップデートされることを期待したいところですが、トヨタ/レクサスのUI技術ではまだまだ先かもしれませんね。


一般道優先の追加(UX, ES)

続いては、ナビゲーションの行先(目的地)設定の際、他のルートを選択するときに「一般道を優先」したというものですが、項目としては新型シエンタ/クラウンクロスオーバーのように「推奨」「距離優先」「一般優先」「省エネ」「時間優先」の5項目になっていると思われます。

敢えてわがままをいうなれば、「推奨」と表記するのではなく「有料道路優先」と表記した方がユーザーはわかりやすいのでは?というのが正直なところです。

新型RXはOTAアップデートの対象になっていないが大丈夫?

そして個人的に一つ気になっているのが、今回のOTAアップデートの対象車にフルモデルチェンジ版・新型RXが含まれていないこと。

っというのも、前回の実車インプレッションの際に、行先の他のルートが上の画像の通り「推奨」「距離優先」「一般優先」の僅か3項目だけだったため、他の「省エネ」「時間優先」など、情報の統一化はしなくて良いのか?という疑問も。

折角お手軽にリモートアップデートが可能な新世代コネクティッドナビを採用しているのですから、こういった細かいところの選択肢は統一した方が、ユーザーも変に混乱しないと思いますし、何よりも他のルートが僅か3項目しかなく、余白があまりにも勿体ないため、もう少し上手くレイアウトを考えた方が良いのではないかと思います。

目的地設定時のサービスエリア/パーキングエリアの到着時刻の表示(全車両共通)

そして最後は、今回のレクサス全対象車にアップデートされた「サービスエリア(SA)/パーキングエリア(SA)の到着時刻の表示」について。

トヨタ/レクサス公式では「目的地設定時の…」という風に記載していますが、厳密には目的地を設定していなくとも、サービスエリア(SA)/パーキングエリア(SA)、そしてインターチェンジ(IC)の到着予想時刻が表示されるのでご安心ください。

これで長距離移動・家族旅行中に、同乗している子供から「何時ごろに休憩できるの?」と聞かれても「あと〇〇分ぐらいで着くよ~」と回答できます。

レクサス関連記事