レクサス新型NXの相場落ちてきたん?大手中古車サイト・カーセンサーには79台が出品!最高値は1,000万円で、最安値は620万円だが、それでも新車価格よりも高い件

レクサス新型NXの中古車両で、最も多く販売され、最も高額なのはガソリンモデルのNX350

今回の中古車相場で意外な発見だったのは、中古車市場で最も多く販売されているグレードがガソリンターボモデルのレクサス新型NX350で37台、最も高額なグレードもNX350の1,000万円ということ。

新車価格では、プラグインハイブリッド(PHEV)モデルのNX450h+が最も高額なのですが、以前より云われているような「ガソリンモデルの方がリセールバリューが高い(海外でも売りやすい?)」ということなのかもしれません。

ちなみに2番目に多く販売されているのが、ハイブリッドモデルNX350hの29台で、おそらく日本市場では最も多く売れている個体。

その理由も、NX350のようにF SPORT[4WD]の1グレードのみではなく、ベースグレード/F SPORT/version Lと唯一3グレードがフル展開され、各グレードに前輪駆動[2WD]/四輪駆動[4WD]が設定されていることも大きな理由の一つ。

ただその一方で、新型NXではNX350hの注文が極端に多かったこともあり、その後に発表された新型RXでは、国内市場に限り同じパワートレインを搭載するRX350hの販売を遅らせたという背景もあります(大量バックオーダーのNX350hを捌くことを優先するため)。


一部改良版・新型NXが発売された後の中古車相場にも注目

そんな新型NXも、ようやく2023年3月に初の一部改良版として発表・発売予定となっていますが、一部改良では以下の通りパノラミックビューモニター[PVM](床下透過表示機能付き)が全グレード標準装備となったり、別体型CD/DVDデッキが廃止となるなど、様々な変更が行われます。

【(2023年)一部改良版・新型NXの改良・変更内容一覧】

◇パノラミックビューモニター[PVM](床下透過表示機能付き)が全車標準装備

◇以下の予防安全装備一式が全車標準装備
・パーキングサポートブレーキ(後方歩行者)[PKSB]
・緊急時操舵支援(アクティブ操舵機能付)
・フロントクロストラフィックアラート[FCTA]
・レーンチェンジアシスト[LCA]

◇電動格納機能付き後席6:4分割可倒式シートをNX450h+にて標準装備

◇前後方録画機能付きデジタルインナーミラーをメーカーオプション設定

◇20インチランフラットタイヤをメーカーオプション扱い(ノーマルタイヤは-22,000円)
注)F SPORTでは、ノーマルタイヤ選択時にブラック塗装ホイールが強制装備

◇別体型CD/DVDデッキプレイヤーを廃止
注)2022年モデルで本装備を選択していて、2023年モデルへとスライドする方は装備可能

◇HDMI端子のディーラーオプション追加設定

◇ホイールロックナットのディーラーオプション販売を停止(販売再開の時期は未定) 他

☆TVキャンセラーのディーラーオプション廃止

一部改良モデルが発売されることで、初期型のNXの相場が今後どのように変動するのかも気になるところですが、一方で初期型のNXの売り物がどれだけ増えるのかも注目したいところです。

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