日産の新型フェアレディZ(RZ34)のココが気になる!「とある条件でのクルーズコントロール走行時にギクシャク感が…」→走行モードで解消される可能性も?

(続き)走行モードをSTANDARDからSPORTに切り替えると解消する?

引き続き、日産の新型フェアレディZ(RZ34)の高速道路でのクルージングのギクシャク感についてインプレッションしていきましょう。

このギクシャク感ですが、走行モードをスタンダード(STANDARD)からスポーツ(SPORT)モードに切り替えると意外なまでに解消され、おそらく最初から燃費を気にせずに過給圧をかけているからだと考えられますが、隣に人を乗せたり、乗り心地などを優先して走るのであれば、個人的にはSPORTモードの方がおススメだと考えています(特に長距離移動時は、些細な挙動にも敏感になってくるので、SPORTモードがある意味コンフォートに感じてくる)。


フェアレディZ(RZ34)の燃費はV6ツインターボの燃費じゃない

ちなみに、フェアレディZ(RZ34)にて高速道路+下道 約81kmほど走らせての平均実燃費は16.6km/Lとかなりの低燃費(日産オーナーズアプリのNissan CONNECTより抽出)。

この燃費は、高速道路メインだったり、車通りの少ない大通りや郊外エリアを走行した場合の実燃費になるため、街中や車通りの多い場所、渋滞時などを考慮すると7km/L~9km/Lの燃費が妥当なところ。

とはいえ、排ガス規制や騒音規制が厳しくなる昨今、排気量3.0L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載するモデルでここまでの低燃費をたたき出してくるのは凄いところだと思います。

あと前回のブログでもお伝えしましたが、Nissan CONNECTアプリでは、区間距離ごとの平均燃費ではなく、その日の走行距離や走行時間(エンジン駆動時間)、平均燃費を集約させているため、トヨタやホンダのように細かい燃費情報をチェックすることは不可能なので、この点はもう少し改善してほしいところ(年会費6,600円税込の割には、アプリとしての完成度やサービス内容はかなり乏しい)。

フェアレディZ(RZ34)は、まさに対話を楽しむスポーツカー

以上が、新型フェアレディZ(RZ34)のちょっと気になるポイントになりますが、隣に人を乗せずに一人で運転を楽しむという方にとっては何の参考にもならないインプレッションだと思いますが、ツインターボ化したことによる影響が定速走行時に起きていることは、実際に所有してみて新たに発見したポイントでもありますし、まだまだこのモデルの個性や特徴なども隠れているのではないいかと楽しみに思えてきますから、新型Zとの対話をこれからも大切にしていきたいと思えます。

日産の新型フェアレディZ(RZ34)関連記事