【続報】トヨタ新型GR86でサーキット走行中にエンジンブロー→トヨタ「サーキット走行は保証対象外だ」→YouTubeにて動画拡散→トヨタが保証修理することに
(続き)日本の公式ホームページでは、トヨタ新型GR86をサーキットに持ち込む際は、保証対象外であることを示している
ちなみに、トヨタ新型GR86などのサーキット走行による保証云々に関しては、日本国内のTOYOTA GAZOO Racing公式ホームページでも記載していて、基本的にはサーキット/ラリーレースなどの特殊な環境下においては、保証対象外であることを明記しています。
特別な条件での使用(サーキット走行やレース・ラリー等のスポーツ走行)に起因する不具合については保証の対象外となります。
詳しくは保証書をご確認下さい。
※また、スポーツ走行をされる場合はその都度、ご自身の責任で車両の安全性をご確認いただくようお願いいたします。
その際はTGRサイト内スポーツ走行ガイドページ(https://toyotagazooracing.com/jp/sports-driving-guide/)もぜひご活用ください。
via:TOYOTA GAZOO Racing
サーキット走行前の注意事項や要チェック項目も記載されている
もう少し詳しく見ていくと、TOYOTA GAZOO Racingでは、スポーツ走行に関するガイドラインも掲載しています。
スポーツ走行を楽しまれているお客様へ
サーキットなどでのスポーツ走行は一般道での日常走行と比較して、タイヤ、ブレーキ、サスペンション部品、エンジン、ドライブトレインなどに大きな負荷がかかります。
その結果、部品が損傷し、車両の操作やコントロールが困難になったり、止まれなくなる場合があります。
スポーツ走行をより安心・安全にお楽しみいただくために、通常の整備に加えて、スポーツ走行前後で以下に代表されるような部品、油脂類の点検・交換を行っていただきますようお願い申し上げます。
※特別な条件での使用(サーキット走行やレース・ラリー等のスポーツ走行)に起因する不具合については保証の対象外となります。
そして、スポーツ走行前後で点検を重要視してほしい項目もピックアップしていますね。
◇油脂類:量、汚れ、ホース締結部のにじみ(エンジンオイル、クラッチフルード、ブレーキフルード、冷却水など)
◇ブレーキ:ブレーキパッド、ブレーキホース、ブレーキローター/ライニング、ブレーキキャリパー
◇締結:ホイールナット、サスペンションアーム類(フロントロアアームなど)、バッテリー端子
◇脱落、ガタツキ:
・外装部品(前後バンパー、スポイラー、アウターミラーなど)
・足回り部品(ハブベアリング、タイロッドなど)
・下回り部品(アンダーカバー、マフラー固定用ゴムブッシュ類)◇タイヤ:摩耗量、傷、空気圧
◇灯火器:ヘッドライト、ウインカー、ブレーキランプ
◇計器類:メーター、ハザードスイッチ
◇安全装置:シートベルト
◇視野確保:ガラス、ミラー
ちなみにこれらの記載は、2022年秋頃までは記載が無かった?ように記憶していますが、GR86/BRZのストレーナー詰まりなどの問題が起因して急きょ追記したのかもしれないですし、そういった問い合わせなどを受けてトヨタ側も対策を取ったのかもしれません。
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Reference:motor1.com