【悲報】日産の新型フェアレディZ(RZ34)の生産遅れの原因は部品・半導体不足ではなく「塗装」との噂。ちなみに2023年5月の生産台数は僅か「67台」のみ

(続き)国内市場向けとなる日産の新型フェアレディZ(RZ34)の販売・登録台数は?

引き続き、日産の新型フェアレディZ(RZ34)について見ていきましょう。

ただでさえフェアレディZ(RZ34)の国内向け生産台数が少ないのに、更に追い打ちをかけるように塗装問題で稼働率が下がっているとなると、果たして現時点でのフェアレディZの月産台数はどれぐらいになっているのかが気になる所。

参考までに、国内カーメディアcarview!調べによれば、2022年8月~2023年2月までの国内ユーザー向け登録・販売台数は以下の通り。

【新型フェアレディZ(RZ34)のユーザー向け登録・販売台数一覧(carview!調べ)

◇2022年8月・・・97台

◇2022年9月・・・57台

◇2022年10月・・・121台

◇2022年11月・・・121台

◇2022年12月・・・121台

◇2023年1月・・・63台

◇2023年2月・・・98台


◇2022年8月~2023年2月の累計登録台数・・・678台

上の通り、2023年8月~2023年2月の約半年感の累計登録台数は678台のみで、初回240台のみ販売された特別仕様車Proto Specは2022年10月~11月に集中的に生産・出荷・販売されているので、実質ユーザー向けの標準車(ベースグレード/version S/version T/version ST)が出荷・販売されたのは2022年12月~2023年2月の僅か282台のみと推測。


2023年5月の販売・登録台数は僅か「67台」のみ

ここにドライバーWebさんが公開している2023年1月~5月の国内向けフェアレディZ(RZ34)の累計登録台数が435台で、2023年5月が僅か「67台」しか製造されていないとの情報ですから、確かにこのままのペースだと「納期5年以上」という計算に。

ちなみに日産は、2023年6月9日時点での既存ラインナップモデルの最新工場出荷目途一覧を更新していますが、未だにフェアレディZ(RZ34)やアリアの出荷目途には「ご注文の受付を一時停止させていただいております」しか記載されていないですし、そろそろメーカーからも「なぜ遅れているのか」「今後の生産計画や目安となる納期はどれぐらいなのか」をある程度明確にしていかないと、ユーザーからの不信感は更に強くなるのではないかと予想されます。

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Reference:ドライバーWeb