ホンダ新型ZR-Vのココが気になる!「アウタードアハンドルの解錠検知が上手く反応しない」「USBメディアの読み込み上手くいかないことが多い」等

(続き)ホンダ新型ZR-Vの納車後のちょっと気になるポイントを見ていこう

引き続き、ホンダ新型ZR-Vのちょっと気になるポイントをチェックしていきましょう。

ちょっと意外!車速連動オートドアロック機能が搭載されていなかった

続いての気になるポイントが、ホンダ新型ZR-Vに車速連動オートドアロック機能が搭載されていないこと。

車速連動オートドアロック機能は、ある一定の速度に到達したときに、フロント・リヤドアのキーが自動でロックされるというもの。

特に子供を助手席や後席に乗せている場合、走行中に誤ってドアを開けてしまう恐れもあるため、そういったときの車速連動オートドアロックはかなり重宝していました。

他に所有する現行N-BOXや新型ステップワゴン(New STEPWGN)では搭載されるこの機能ですが、ちょっと意外と言いますか…なぜZR-Vでは設定されなかったのかは気になるところ。

ちなみに同じプラットフォームをベースにしている新型シビック(New Civic, FL)シリーズや、BセグメントSUVのヴェゼル(New Vezel)では車速連動オートドアロック機能は搭載されていませんが、2022年に販売終了したCR-Vには搭載されています。


ZR-Vの後席は乗降りし辛い

最後はZR-Vの後席の乗降り性について。

納車後の雑感でも取り上げたZR-Vの後席の乗降り性についてですが、シートの座面が少し前方にオフセットしていることもあってなのか、脚を入れるスペースが限られ、体勢も窮屈になってしまうので乗り降りがし辛いんですね。

ただし、この乗降りし辛いというのは、以前私が所有していた現行ヴェゼル、他に所有する競合モデルになるであろう日産の新型エクストレイルe-POWER(Nissan New X-Trail e-POWER, T33)と比べての話になります。

こちらがヴェゼルの後席スペース。

シャープでクーペライクなボディスタイルということもあり、ラゲッジスペースを多少犠牲にして後席スペースを確保するため、後方にオフセットすることで乗り降りが向上しています(ヴェゼルは結構乗降りしやすかった)。

こちらはエクストレイル(T33)の後席。

ZR-Vやヴェゼルとは異なり、後席はリクライニングだけでなく前後のスライドも可能なのはグッドポイントだと思います。

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