トヨタ新型ランドクルーザー300が納車されて1か月が経過!僅か1か月で給油回数は「3回」でガソリン代「約4万円」…レクサス新型LX600との違いは?

(続き)トヨタ新型ランドクルーザー300が納車されて1か月経過してのインプレッション

引き続き、トヨタ新型ランドクルーザー300が納車されて1か月経過してのインプレッション内容をチェックしていきましょう。

たかが115mm、されど115mm

続いて、トヨタ新型ランドクルーザー300のボディサイズについて。

フルサイズSUVとはいえ、ランドクルーザー300の全長は4,985mmと、意外にも5,000mmを切っているんですね(新型アルファード/ヴェルファイアは全長4,995mm)。

この5,000mmを切った全長のお陰もあって、屋内駐車場や立体駐車場、地下駐車場での取り回しは意外に楽で、何よりもレクサス新型LX600のように全長5,100mmもある個体とは115mmも異なるので、この差は個人的にかなり大きなポイントだと考えています。

全長5,000mmのボーダーは意外と大きい

特に、家族旅行でUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)や東京ディズニーランドもしくはディズニーシーに向かう際、近くのホテルの地下駐車場を利用するとなると、「全長5,000mmを超える場合は、受付けにご相談ください」といった注意書きがあるため、そのときの使い勝手の良さはランクル300が圧倒的。
ホテル京阪ユニバーサルタワーの地下駐車場の場合、全長5,000mm以下/全高2,100mm以下の制限が設けられいてる

ましてや盗難被害の遭いやすい車でもありますから、できるだけセキュリティの高い地下駐車場に停めたい所ですし、野ざらしのところに駐車してしまうとソワソワしてしまうこともあるため、安心して活用できるところを探すとなると、全長5,000mmを切るランクル300の方が選択肢の幅は一気に広がるのかもしれません。


ランドクルーザー300の乗り味はフワフワ系のマイルド寄り

最後にランドクルーザー300の乗り味について。

フロントシート/リヤシートに乗って見て共通して言えるのは、どちらもフワフワとしてマイルドな乗り味だということ。

レクサスLX600に比べると、よりマイルドな乗り味であることは言うまでも無く、その影響は足元のタイヤサイズや扁平率も影響しているのかもしれません(ランクル300は20インチ、LX600は22インチ)。

ちなみにランドクルーザー300のプラットフォームは、オフロード走行を想定したラダーフレーム構造のため、高強度でダメージを受けにくいことや重量に強いことがデメリットとして挙げられるものの、その分振動が起きやすいことが大きなデメリットであり、乗り心地を左右するポイントでもあったり。

そのため、ランクル300であっても、LX600であってもちょっとした段差を通過したときの後方からの突き上げと「カタカタ…」とした振動は共通して発生しているので、この辺りはラダーフレーム構造の宿命なのかと…

重心が高めに設計されていることもあって、どうしても揺れを感じやすいのですが、そういったデメリットをできるだけ最小限に抑えている印象を受けながらも、「生きて帰って来られる車」であることをコンセプトにしながらも、「快適に帰って来られる」という風にブラッシュアップしているところは、現代のニーズに合わせたトヨタらしい考え方だと思います。

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